チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

戦線拡大せずにポートフォリオを充実させる。ハイテク編

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2018年2月4日(日)記

相変わらず風が冷たいです。うちの奥さんは、わざわざ雪の金沢へ出かけております。中学のクラス会旅行だそうです。私は、一人留守番です。

さて、長期金利の上昇が問題になっていますが、いくつかの期間の米国債金利も確認しておきましょう。

<米国債金利>

3か月1.47%、6か月1.63%、1年1.87%、2年2.14%、5年2.59%、10年2.84%、30年3.09%

きれいなイールドカーブですね。順調に金融正常化が行われている感じです。

30年債は3%を超えてきていることは、チェックしておくべきだと思います。以前に比べれば大した数字ではないのですが、リーマン以降金利の常識が変わって新常態になっていますから結構高い水準だと思います。

1 金融引き締めの下落は大きいことが多い。

昨日の記事で「下落は一時的なもの」と書きました。補足です。一時的というのは、2週間程度を想定しています。相場はわかりませんから、すぐに回復するかも知れませんが、これだけ大きく下落したので、たとえ上昇してもテクニカルリバウンドかもしれません。うっかり「調整は終わった」と思って行動すると次の下げが来たりします。

米国経済の好調さは変化がないので、株価についても強気の見方をしています。

しかし、短期でも今回の下落を軽く見るのは禁物だと考えます。

それは、「金融引き締めあるいは引き締め懸念」が原因の下落は存外大きいことが多いからです。その理由は

(1)引き締め懸念が出るというコトは、その前が異常な高値であることが多い。

今回もRSIが85程度と明らかな買われすぎの状態にありました。その調整分も兼ねているので、下げが大きくなります。

(2)投資家の含み益が大きい。

今日はダウを見てみます。

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下落してもなお50日平均線の上にあります。長期平均線からはまだ12%上にあります。利確して様子を見ようという人も損をするわけではありません。

(3)債券に移動しても、長期国債で3.5%のリターンが得られる。

 機関投資家などは、債権比率を高めるでしょう。

ということで油断は禁物と思います。底値では買えませんが、しっかり底を確認した方が安全と考えます。

資金が債券へと移れば、長期金利も落ち着くでしょう。そうなれば「引き締め懸念」も薄らぎます。

投資総額を増やさずにポートフォリオを点検する。

個人的には大きな投資行動はリスクが高いと考えて、この機会に入れ替えを検討しています。総額が変わらなければ、リスクを拡大したことにはなりません。

今日はハイテク編です。BAはハイテクではないが伸びが大きいので載せました。

ターゲットはyahoo finance US、PEはSBI

      経費率   1年 6月 3月 1月   予想 達成
2,3 株価 上昇率 PE 配当  上昇 率      target EPS EPS
VT 76.56 -2.18 0.1 2.11 20.8 10 5.6 0.3      
VTI 141.3 -2.13 0.04 1.71 19.3 11.3 6.4 0.7      
DIA 254.9 -2.56 0.15 1.97 27.2 15.6 8.4 0.9      
VGT 172.1 -2.81 0.1 0.99 33.7 16.7 4.5 0.3      
BA 348.9 -2.25 24.31 1.91 114.8 46.8 33.3 13 371.3 2.89 3.06
AMZN 1402 1.75 330 0 67.8 37.5 27.3 19.9 1380 1.85 2.16
V 120.9 -3.83 30.13 0.66 40.5 21.9 12.4 6 132.1 0.99 1.08
NVDA 233.5 -2.9 57.29 0.25 104.2 39.7 11.9 8.4 216.7 0.94 1.33
MSFT 91.78 -2.63 30.14 1.78 44.1 26.3 9.1 4 100.8 0.87 0.96
GOOGL 1119 -5.28 28.42 0 36.5 18.3 6.6 0.8 1232 9.98 9.7
FB 190.3 -1.45 27.24 0 45.3 12.2 6.3 1.8 220.8 1.95 1.44

(1)3か月の上昇率の高い方からソートしました。

(2)epsは今回の決算の予想と実績。

(3)MSFT以外は保有があります。VとNVDAは多め。

<感想>

さすがすべて情報セクターETFのVGTをオーバーしています。

入れ替えの基準。

(1)株価の伸びが大きい。(今後も大きいとは限らないが)

(2)長期金利の影響が少ない。配当が少ない。キャッシュリッチ。

(3)長期保有は想定しない。

<予定>

 GOOGL、FBは売却。Vは半分売却。BA、AMZN、MSFTを買い増し。

 タイミング・・・もう少し様子を見て、長期金利と株価が落ち着くのを待ってから。

(例外)AMZNだけは下落していない。強いです。1株ずつNISAで買い増し中です。(別にNISAでなくてもいいのですが、買い付け手数料が無料、というかキャッシュバックなので)。

後記 上昇が大きいものを買うなんて、本当にベタです。でも、長期でないので単純に考えました。業績が順調に伸びているうちは、株価もすでに高値水準ですが伸びていくと思っています。

もちろん、想定外のアクシデントや、金融引き締め本格化(ないと思うけど)などはリスクになります。想定外なら売却の予定です。

金利引き上げは、今年3回の予定ですが、4回までは耐えれるのではないかと見ています。(根拠はありません)

しかし、4回の引き上げ後は超長期金利は4%を越えますから、株価には重荷になります。波乱含みになると見ます。

以上、想定の内容も多いです。また、あくまで私の見かたですので、参考になれば幸いです。

それではみなさんのよい投資を!

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