日本でも投資が仕事以上に大事な時代がくる。
米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。
2018年1月14日(日)記
現在はシニアでは海外投資家は多くない。
今私は65歳で、リタイアの身です。そして米国株に投資してブログにも何とか参加しています。見渡すところ、私以上の年齢の方はあまり見かけません。
私たちの層では、投資は一般的ではありませんでした。特に海外に投資できる環境が整ったのはインターネットの発達が大きいと思います。
日本では投資の割合は低かった。
日本で投資が一般的でなかった理由はいろいろ考えられます。
(1)投資は不安定なものだから、安定を求める日本人の気質に合わない。
(2)年金制度や社会保障が充実しており、投資をしなくても暮らしていける。
(3)1990年のバブル崩壊以降、デフレ傾向が続き、日本円を保有することで十分な投資の役割をした。・・・インフレが大きくなかった。
などいろいろ考えられますが、「その必然性がなかった」というのが一番大きな理由だと思います。
人間、必要に駆られなければ、また追い詰められなければなかなかフン切れないことも多いです。部屋の掃除などは最たるものです。当家は、夫婦とも片づけを苦手としており、悲惨な状況です。
「暖かくなったらちゃんと整理しよう」と話し合った倉庫の整理も、一年して一周してしまいました。
これからの世代は投資は必修科目になる。
今までは株式投資の目的にしても、「お小遣いが増えると嬉しいな」「儲けたお金で旅行に行きたい」とか牧歌的なものでした。特に必要とされるものではなかったからです。
私も、年金が30万とか多かったら、多分株式投資はしていないと思います。たまたま10万の年金では足りないという危機感が米国株投資に向かわせたのでした。
しかし、最近のブログを拝見すると「将来の年金が当てにならないから」とか「自分で準備しておく以外にない」とか、真剣度が高いです。
そうなると投資も片手間に、あるいは趣味的なものから、「人生の質を左右する仕事的なもの」「必修科目」に近いものになります。
ちょうど今私たちは転換期にいるようです。
米国では40歳以降に貧富の差が拡大している。
そしてその大きな部分を投資をしているかどうかが占めているそうです。
米国では株式投資はポピュラーですが、その原資があるかどうかが大きな決め手だそうです。
そうすると、所得の大小とともにお金を残すスキルも必要になりそうです。
日本でも、この傾向は強まりそうです。
余裕のあるグループに入るにはどうすればいい?
投資が仕事以上に大事な時代が来る。
米国の調査では、仕事で高収入を得ることは確かに有利ではあるが、高所得でもお金を残せていない世帯は多いそうです。
投資以前の問題として、投資の原資を何とか確保する問題はありそうです。
もっとも米国では、家を買うのも立派な投資に当たります。
「投資するお金がない」というのは深刻な問題ですが、それは今回はクリアしたとして、「それぞれの人の投資は大丈夫なのか?」を考えてみる必要があります。
投資が、その人個人、あるいは家族の生活の質を左右するとなれば「投資のうまい下手」は深刻な問題です。
どの道にも、もともと素質がある人、「天才的な人」はいるものです。投資にそういう素質があれば全く問題ありません。でも99.9%の人はそうではないでしょう。
ふつうの人はどうすればいい?
とにかく勉強と経験しかないと思います。
幸い米国株の場合は、ずっと上昇トレンドで来ていますから銘柄がわからない場合は、S&Pとかのインデックスを買うことで、カバーができます。
でも、「いつ買うか?」「ずっと持ち続けられるか」は別の問題です。
「市場にお金を置くこと。」は想像以上に大変な作業です。
やはりこれは経験で学ぶしかないと思ってます。私も1年前から米国株を買いはじめて、今から考えると、「もっとたくさん投資しておけば良かった」と思います。でもそれは今だから言えることで、しかも上がってますし、当時としてはそれが私の能力の限界だったのです。
40歳までは「経験にさえなればいい」
経験はお金では買えませんから、お金ができてから投資を学んだり、経験するのでは全く手遅れです。
その最たるものが「退職金で投資デビュー」というものでしょう。うまくいく例は稀有です。
「投資するのに十分なお金がない」は本当?
よく聞く言葉です。でも果たしてそうでしょうか?
そういう人もいると思います。私が読んでいるブログでも「フル投資」で成功されている方はいらっしゃいます。やりくりしながらの投資日記を読むと、「この人は投資資金に比例して成果を上げるだろうな」と感心します。投資リテラシーが資金を上回っている例です。
しかし、逆のケースの方が圧倒的に多いと感じます。私もそうです。
米国株は1株から買える。
日本株の場合は最低投資金額が数百万円というのがありますから、この言葉は真実味があります。だから投資雑誌では、「10万円以下で買える株」という特集もあるわけです。
でも、米国株は高いアマゾンでも1300ドルで買えます。持ち金が少ないことは投資の機会を制限しません。
早い時期に投資を始めて、最初の10年は練習期間だと割り切る。
経験を積むという点にフォーカスすると、年数が財産となります。
とがった投資とかも若いうちなら、リスクを取りやすいです。将来の収入が多いので失敗が傷になりません。
何%を投資しているかは重要だ。
10万円の持ち金のうち10%しか投資できない人は、1000万円になってその割合が増えることはありません。
だから、できれば、投資できうる資金の全額で投資するのがおススメです。それだけ真剣に学べると思うからです。
経験があると大それた欲望を持たない。
初心者が株式セミナーでの質問で一番講師ががっかりするのは、「何を買ったら儲かりますか?」だそうです。
そんなものはない。ということに気づくにはかなりの期間の経験が必要です。
「宝さがし」をしている間にチャンスを逃してしまします。
個人的には、そんな「宝株」は確かに存在すると思っています。でもそれをもし探り当てたとして、それに「全力で投資」できるのは相応の実力が必要だと思います。
この手のことは、やってみるまで分からないことが多いです。「自分はチャンスは絶対に逃さない」とやる前は思っていても、実際に実行する人は限られます。
個人的な話ですが、私はこれを「仮想通貨」で体験しています。何しろ動きが速いので、自分がチャンスを逃したことを1か月もすれば思い知らされます。株式投資家には今一つ人気がないですが、私のように「度胸をつけたい」「市場にお金を置くことを実践したい」方にはお勧めです。何しろ数百円から投資できます。
リップルは現在、時価総額第3位の通貨ですが、12月初めの25円が1月初めには400円までありました。私は逃してます。リップルの存在はもちろん知ってました。
年齢を理由に逃げないようにしたい。
またしても長くなりました。私もせっかく参加させていただいた米国株などの投資ですので、皆さんに負けないように勉強して、実践したいと思っています。
仮想通貨も昨年は1例以外は売りはしませんでしたが、今年は、高ければ「売っていく」方針です。買いもします。
以上です。それでは皆様のよい投資を!
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