ハイテク株が買い時に見える。
米国株投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。
2017年10月6日(水)記
注目のハイテク株ですが、強いところから下げ止まった感があります。ただし大きく下げたので、テクニカルリバウンドの可能性もあります。
日ごろから買いたいけど、「高いからなあ」と指をくわえて見ていた方には絶好の買いチャンスに見えます。私も買い増しを検討しています。(ちょっと先週買いすぎた、悔しい)
早速、数字を見ていきます。
12,6 | 株価 | 増減 | % | RSI、14 | 直近高値 | 増減% | 50日線 |
S&P | 2629.57 | -9.87 | -0.37 | 64.96 | 2665 | -1.33 | |
DOW | 24180.6 | -109.41 | -0.45 | 72.08 | 24500 | -1.3 | |
NASDAQ | 6762.21 | -13.15 | -0.19 | 48.8 | 6910 | -2.14 | |
VGT | 161.28 | 0.37 | 0.23 | 43.06 | 168 | -4 | 線上 |
NVDA | 187.77 | 1.08 | 0.58 | 34.5 | 217 | -13.47 | 下方 |
CGNX | 62.89 | -0.42 | -0.66 | 36.97 | 72.6 | -13.37 | 線上 |
FB | 172.83 | 1.36 | 0.79 | 40.29 | 183.5 | -5.81 | 下方 |
GOOGL | 1019.6 | 7.73 | 0.76 | 44.22 | 1080 | -5.59 | 線上 |
V | 108.58 | 1.15 | 1.07 | 44.86 | 113.5 | -4.33 | 下方 |
MSFT | 81.59 | 0.51 | 0.63 | 46.29 | 85 | -4.01 | 上方 |
AAPL | 169.64 | -0.16 | -0.09 | 50.4 | 175.93 | -3.58 | 上方 |
AMZN | 1141.57 | 7.62 | 0.67 | 54.75 | 1210 | -5.66 | 上方 |
(1)直近高値からの下落率を求めました。グラフからの目分量読みです。アップル以外は、VGTよりも下落が大きいです。今回が高値の調整だということが見て取れます。
(2)RSI(14)はNVDA、CGNXは売られすぎを示唆しています。
(3)チャートから見ると、青色のグループは50日平均線の線上または下方にあります。
(4)各社ともに四半期決算は好調でした。
買い増しの候補は、引き続きNVDA、V、CGNXです。
NVDA
(1)AIとかの主役です。しばらくは他社が追随できないようなので、ワイドモートがあるといえます。1年以内に限れば、技術的優位性は全く問題ないと考えています。
(2)経営がうまく、アナリストの予想を少しずつ超えてきました。しっかりした利益を増やしていることは、PERが50位と高くても安心感があります。
(3)問題が出てくるとしたら①技術面で他社が革新的な製品を出す。②四半期決算で期待外れに終わる。の2点だと思います。当分はまず考えられないですが、それでも何が起こるかわからないのが株式投資ですから、注意は必要と思います。
今回の下落はどちらとも関係がなく、単に上昇がきつすぎたのでいったん売られたといえます。→買い安心感がある。
※予想PERで50程と高いですが、これは伸び率が大きいからであり、利益が低いからではありません。業績の伸びも安定しており、ハイテクだからうわついた存在だという見方は当たっていないといえます。
個人的には他の業界、例えば小売りや、通信などよりも安定していると感じています。
(4)チャート的には
下げ止まりはまだはっきりと確認できませんが、NVDAを買いたい人には格好の買い場に見えます。
ここまで下げると底値を確認してからの方が安全です。下げるとしたら今週でしょう。
逆に昨日で底を売っているとすると、上昇に転じることになります。6月末から7月初めの下落では、急速に戻しています。今回のも急ピッチで戻すと見ています。(筆者の見方です)
Vビザ
買場がめったに来ない優良株です。チャートは
あまりにも買い時が少ないので、先週の下ひげで、50日線を割ったとみて、110ドルでかなり買いました。
今度ははっきりと50日を割っています。バリエーション的には予想PERが27と割安感は感じませんが、この銘柄としては安い方だと思います。
最後はCGNXです。
バーコード等に優れた技術を持っています。
チャートは
NVDAとよく似ています。ただ、時価総額が1.3兆円ほどでNVDAの10分の1以下です。その文不安定さがありますがチャートはむしろきれいです。今回が最近では最大の下落と言えます。
50日線を割りましたのであとは底が確認できれば安心です。出来高から見ると、セリクラは通過したと見れます。
こちらもアナリストの平均を上回ってきている経営上手です。
(まとめ)
いずれも魅力的です。
一番戻し幅が大きそうなのはNVDAです。
下値不安がない銘柄はビザです。
将来の伸び率が大きそうなのはCGNXです。
ただし今週の金曜はSQ精算日にあたります。荒れる展開も考えられます。底値にもなりやすいですが、安全にいくならやり過ごしてからでも大丈夫と思います。
それでは皆様のよい投資を!
追伸 いつも読んでいる「AIで米国株研究」(株と機械学習と私)さんに各ハイテク企業についての詳しくてわかりやすい記事があります。ぜひどうぞ。
お願い 下のブログ村のところをクリックしてランキングに戻っていただけるとランキングの点数が上がるのでうれしいです。よろしくお願いします。