チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

もっと買っとけばよかったなあと思うことはありませんか?熟達者のアドバイスはどう役立てる。

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月3日(日)記

米国株を最近始められた方も多いでしょう。そんな方も含めて

「もっと思い切って買っておけばよかったなあ」

と思うことはありませんか?

私はたくさんあります。

ではその時なぜ買えなかったのでしょう?

「その会社のことをよく知らなかった」「下がったら困るから」「しっかり買う勇気がなかった」・・・いろいろあると思います。

株式投資というのは不確実なものです。下げる時は容赦なく下げます。だから決断が難しいのは当然と言えます。どう解決していけばいいでしょうか?私は仮想通貨からヒントをもらいました。

仮想通貨から学んだこと。

私はこの夏から仮想通貨について勉強しました。実際の投資は微々たるもので大して儲かっているわけではありませんが(今のところ損もしてないけれど)学ぶことは多かったです。

ビットコインは今年初めが10万円現在120万円、付与を入れると14倍になりました。

仮想通貨で今年大きな利益を得た方は当然ながら多いです。数千万、数億、数十億円といわゆる仮想通貨長者です。

でも参加者全員がうまくいったわけではありません。うまくいっている人は2通り。

1 安い時に買ってずっと保有している人。(ガチホというそうな)

2 トレードをうまくやった人。

あなたならどちらを選びますか?

私はトレードは無理ですから、1のガチホです。最高のメリットは税金がかからないことです。(売るまでは)面倒な計算も不要です。第一申告の必要さえありません。

反対にうまくいかなかった人も2通りです。

1 すぐ利確した人。(但し損したわけではない)

2 トレードで損して撤退した人。

私の知り合いも、この前話したら、「私も持ってたけど、50万になって喜んで売っちゃった」といってくやしがっていました。

ビットコインはいつでも高かった。

今120万のビットコインも昨年の今頃は9万円台でした。でもその頃買った人も「安い!」と思って買ったわけではありません。やはり「ずいぶん上がって高くなったなあ」と思って買ったそうです。

私がビットコインの例を出すのは極端でわかりやすいからです。ビットコインには本来の価値はないですから、過去のいつの時点で買った人も「高く感じる」わけです。

だから、もうここが「天井だ」「売り時だ」と考えても不思議ではないです。

でも50万で売った人は、100万で買いなおすのは抵抗があるでしょう。だから「僕はこの前103万で買ったよ」という話をしたら、「私は100万とかは買えない」とこぼしていました。

ビットコインを悪く言う人でも「空売りする勇気」はさすがにないでしょうし、しない方がいいです。超短期ならまだしも長期的に下げるという根拠などどこにもないからです。

ビットコインは極端な例ですが米国株も似ていると思いませんか?長期的には上げ続けてきています。ここ2年のチャートではS&P500の2年チャートです。

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今後も長期的には上げ続けるとみなさんも思っておられるでしょう。

米国株のように基本的には上げていく市場では「参加するのが正解」

これが基本で最重要な事項になります。しかし参加する時期については、人間欲なものですから、なるべく安く仕入れたいというスケベ心が働きます。

でも下げる時というのはそれなりの事情があります。あとから見ると「ああ、あの時は買いのチャンスだったんだな」というのはわかりますが、その時点では一時的な下落なのかそれとも長期的な下落の入り口なのかの区別はつきません。

「インデックスにフル投資してずっと保有」という方法は地味に見えて、最良の一つであることがわかります。このブログサイトでは「mushoku2006」さんが実行されています。おそらく一番多くの利益を上げておられます。心強いです。

この方のブログは最近は欠かさず見るようにしていますが、雑記も多くて最初の頃はちょっと苦手でした。惜しいことをしました。

株式市場では何年もかかることをビットコインでは数か月で短縮して見られ、したがって学べるのが仮想通貨の利点です。私は当分通貨投資は予定していませんが。

上級者ほどリスクが目につく

仮想通貨のブログもずいぶん読みました。

あるカリスマの方のブログで「これからアルトは悲惨だよ、下げ続けるよー」という注意があって数日後に「アルトかなり仕込んだよ」というのがありました。

この方を非難しているのではありません。「アルトが下げる」というのはこの方に映った景色です。だから素直にツイートされたのだと思います。それに対して「アルト買ったよ」というのもこの方の投資判断です。何の矛盾もありません。

でも、上級者のコメントを参考にして売買をしている初心者には同じ景色は映りませんから「えっ、何?言ってることバラバラじゃん、買い時逃しちゃったよ」となります。

上級者、熟達者とそうでない人との間には、「見える景色に大きな差がある」という点に気をつける必要があると思います。上級者には長期の上昇トレンドはもう常識として体の一部になっており、それを踏まえた上で、目先のリスクを発信されるわけです。

「米国株は高すぎる、注意が必要」という発言には注意が必要。

レベルの高い方には、いろんな知識や経験があり、いろんなリスクが目につきます。だから、米国株についても、一見弱気と見える発言になります。そうそうたる人たちに「高すぎる」発言が多いのはこのせいだと思っています。

でもそれを読むと未熟な私たちはともすると「売ってしまったり」「投資をやめる」ことにつながって、機会を失うことになります。

最近では有名な「バフェット太郎」氏がブログで、米国株の調整の可能性について書かれていました。しかし、氏本人が保有株を売ったり投資を中断されることはないと思います。上級者の情報には受け取る方の「情報をどう処理していくか」という能力が試されると感じます。

先週ハイテクが下落し(まだ今週も下げる可能性もあるけど)先週ハイテク株に3銘柄550万円の投資をしました。

「年寄なんだから、もっと無難な株とかETFがいいんじゃないの?」と言われると思います。投資した理由についても書こうと思ってたのですが長くなりますので次にします。

以上です。それでは皆様のよい投資を!

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