チンギスハンのブログ。シニアが米国株に投資

年金月10万のリタイアシニアが米国株に投資。地方に住む60代です。今年3月にリタイアしました。年金が少ないので米国株で補います。勉強がすべてだと聞きました。一緒に勉強していければうれしいです。よろしくお願いします。

インフレは通貨減価で税金の一種。シニア、シニア予備軍はご注意。ヘリマネの可能性は十分ある。失敗しない初めての海外投資(5)

投資家の皆さまこんにちは。チンギスハンです。2017年9月29日(金)記

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日銀は物価目標を2%にしているがなぜ?

「デフレ脱却のため」とか・・・いろいろあってよくわかりません。また、2%である必然性もよくわかりません。先日プライムニュースでどなたかが、「他国が2%だから日本も2%でないと都合が悪い。1%とかだと円高が進む」とおっしゃっていました。

確かに日本だけでなく世界的に2%が多いようです。しかし金利水準も違うし乱暴な気もします。

私は学者ではないし詳しくもないので、そこら辺の議論は置いといて、はっきりと得をする部署があります。

それは政府です。ですからインフレは隠れた税金と言われています。インフレにより過去の債務が軽減され、収入も増えるからです。

本来なら物価は上昇しない方が暮らしやすいはずですが、街角のアンケートでも、「景気を良くしてほしい」「給料を上げてほしい」という声の方が多いです。景気を良くすることはインフレと同義です。

2%というのは国民にとってもそんなに困らないし、政府も都合がいいし、双方にとって心地いい水準ということなのでしょう。

通貨はインフレ率だけ毎年減価する。

毎年2%減価すると、20年では40%、複利ですから半分くらいになる計算です。現金で持つことは相当なリスクがあります。タンス預金には問題があります。

実際のインフレ率は(世界経済のネタ帳より)

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バブル以降は0%を中心にした低い動きです。これが我々を油断させているのでしょう。しかし1%でも10年で10%以上の減価になります。

消費者物価上昇率(CPI)は低くなりやすい。

インフレ率にはCPIが使われます。生鮮食料品を除いた物価です。これは同程度の品が昨年よりも何%上昇したかで計ります。ガソリンなどの場合は理にかなっています。

問題なのはパソコン、スマホなどのハイテク機器です。同じスペックだと、価格は大きく下落します。このような性質のものが含まれているので、現代のCPIは下落しやすいと言われています。

だから発表よりも実質の物価上昇は大きいことになります。

今後のインフレ率はどうか?

日銀の努力にもかかわらず現在は物価上昇は低いです。今後はどうでしょうか?私は今後は変わる可能性が高いと見ています。それは

さらなる緩和が必要となった時に日銀には有効な手段がない。

長期金利0%でアクセル全開の日本には、FF金利引き下げやら、資産縮小の一時停止などいくつかの手段がある米国に比べて、手段が見当たりません。

最終兵器として「ヘリマネ」が実施される可能性がある。

ヘリマネは、ミルトン・フリードマンが提唱しました。前FRB議長のバーナンキは「ヘリコプターベン」と呼ばれた学者でした。ノーベル賞学者のスティッグリッツ氏も肯定しています。日経新聞に詳しい記事があります。

究極の経済政策? 「ヘリコプターマネー」とは :日本経済新聞

世界的な不景気が来たとき、有効な手段がない政府・日銀は最終兵器としてヘリマネを実施する可能性があります。

①「返済不要な国債」を発行する。②ばらまいて消費を喚起する。という2段階のようです。 

①の「日銀の国債直接引き受け」は禁じ手とされています。財政規律がなくなり財政赤字が拡大してインフレが加速するとされています。

財政規律を意識しても、赤字が拡大している現状をみれば、この政策をとった場合はそうなる可能性は高そうです。

私の立場を言っておきますと、シニアで大変困るのですが、この政策に反対というわけでもないです。それは

民主主義では、多くの人が望むようになるのは必然だ。

と思うからです。大切なのはそれに対する備えです。

ハイパーインフレは起こるか?

すぐにハイパーインフレと大幅円安になるという説や本も多いです。

しかし、私はそうはならないと見ています。その理由は

無期限国債の発行について

現状でも、1000兆円を超える政府債務を返せると考えている人はいないでしょう。その現状の追認ですから、実体としては変わりません。日銀が中長期の国債を買うように決めた時が「ルビコンを渡った」時だったのです。今回はそれ以上のサプライズではないと考えます。

しかし、影響がないことはありませんから、円安・インフレは確実に進みます。

<為替は>本来、世界的不景気の時は、巻き戻しで円高が進みやすいです。それとの綱引きになります。不景気突入時は円高、ヘリマネ導入で円安転換とみます。

<物価は>通貨拡大ですから、その分物価は上昇します。しかし不景気の時は物価はマイナスになりやすいのでこれもそれとの綱引きになります。最初は若干プラスでだんだんと上昇スピードが速くなります。2%を越えたときの手綱さばきが難しいです。

シニア、シニア予備軍は対策が必要。

現在考えられるよりも、円安・インフレのスピードが速くなりますから十分な対策が必要です。これからの労働収入が多い人は特に心配はいらないと思います。

「WILL」10月号に井上智洋氏の「ヘリマネ」に関する記事がありました。

月間WILLという雑誌があります。かなり偏った(失礼?)内容なので普段見ることはないのですが、タイトルが気になって立ち読みしました。(またまた失礼)氏は、アベノミクスの次の手段として「ヘリマネ」をバラマキの方法としては「ベーシックインカム」を提唱されていました。

今回は菅官房長官も寄稿されていました。アベノミクスの成果を強調されていました。

安倍政権支持者が多そうな本の印象です。有力な支援者の声は影響力を持ちますから、今後この話題には注視していくつもりです。

公共事業が人手不足などのキャパの問題から限界に達しており、大きなものとしては「軍備拡張」くらいしかないそうです。次なる手段として、検討され、形はいろいろ変わるとしても、「ヘリマネ」が実施される可能性は十分あると思っています。

※政治的な内容や批判は控えるように心がけていますが、将来の円安・インフレ問題は避けて通れないテーマなので触れさせていただきました。私自身はどこの支援者でもないです。

以上です。皆様のよい投資を!

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