生活資金と投資資金はリンクさせない。幸せとお金をリンクさせない。シニア投資の工夫。
投資家のみなさまこんにちは、チンギスハンです。2017年9月23日(土)記
私の好きな島耕作の弘兼さんの本で男子の料理の大切さを書いておられました。私は料理が好きなのでその点だけは苦になりません。
さて、今日は、私自身へのメッセージです。
「投資は別に考える、絶対に日常とリンクさせない」
投資のお金って大きすぎると思いませんか?
5千万投資していて、2%動くと100万円になります。株価で1%、為替で1%の動きはよくあることですから、これは日常にたびたび起こることです。
一方、本業で100万円を得る機会は、とても限られています。ボーナスで超える人もいるかもしれません。でも手取りとなるとなかなか難しいと思います。
私のようなシニアになると、可能性はゼロです。
日常の生活と投資をリンクさせるのは、いい方法ではないと思います。
よく言われるように、株が上がったからと言って焼肉を食べに行ったり、温泉旅行をするのは「ちょっと、待った」なのです。
逆に投資に日常を持ち込むと、額の大きさにひるんでしまいます。感情の扉を自分で開けるのは、やぶへびです。
幸せとお金は切り離す。
幸せにお金が影響するかどうかは、永遠のテーマです。必要条件ではありそうです。でも十分条件ではなさそうです。
幸せ=お金、という考えが強すぎると、人から反発を買ったり、損をしたときに立ち直れなくなってしまいます。なるべく表に出ないようにした方が無難です。
日ごろから、お金が十分でなくても楽しめるものが複数あるといいです。下手でも迷惑をかけないものが理想です。お金に関係しない趣味や友達は大切です。
そうすると、投資と幸せは、二つの防火壁で仕切られます。
自分の投資の目的を問い直してみる。
年金とリートの配当でとりあえずの生活は成り立っています。でもギリギリだと精神的につらいので、今ある資金を活用させたいものです。
困るのは貨幣価値が下がること、物価が上がること
歴史を見ると、大きな節目で物価は急上昇をしています。労働収入がないシニアには致命的です。したがって、シニアの私の最大の敵は「インフレ」です。そうすると投資の目的は
インフレに対抗できる投資
色々ありますが、研究の結果、私は海外投資を選択しました。海外の株式や不動産リートや債券はインフレ以上の上昇をするからです。
大して違わなければ、シンプルな方がいい。
個別株で出発した米国株投資ですが、シンプルさと言う面では、ETFに魅力を感じています。国内の海外投資信託も候補になります。手数料が、以前と比べてうんと下がったからです。0.2%というのは許容範囲です。
ウエルスナビも大きな選択肢です。現在はまだ手数料が1%と気になりますが、それでも、税計算などの手間がないのなら大きな魅力です。(早く使ってみないといけないのだけど)
まだまだ勉強中です。最終形ができるのはもっと先でいいかなと思っています。だから現在の保有株はそのまま保有するつもりです。
あと10年で75になるのでその時までには、シンプルな形にして、奥さんが困らないようにしておくつもりです。あと10年は元気な予定です。
若い方の、アグレッシブな目標と違って私の目標は地味でパッとしませんが、皆様の何かの参考になれば幸いです。
皆様のよい投資を!
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