チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

10、11月に下げなければそのまま上昇やバブル化もあり得る。対策は?

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

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FOMCの議事録の要約を読みました。イエレン氏の任期は来年2月です。

今後の情勢は見方によってどちらともとれます。

多くの専門家が指摘するように「金融緩和の終了」を重く見れば、今の株価は高すぎるので下落するのが当然という見方になります。しかし、私は依然としてそうならない可能性の方が高いと思うのです。

その理由は、昨日の記事の、日米欧合計では実質的に「金融緩和状態」が続くことがまずあげられます。他には

FRBは明確に「加熱」を示す数字が揃わなければ、引き締め強化を決断できないだろうこと。

イエレン議長の発言にも、過熱には対応するとあります。しかし、過熱を示す数値が明確に、しかもそろって出るとは限りません。現に、物価や長期金利については、議長も「ミステリアス」と正直にいっています。

リーマン後の新常態では、今までの学説ではわからないことも多いのです。その頃は新体制でしょうが、数値が揃わないのに、「引き締め強化」には踏み切れません。せっかくの景気を腰折れさせるかもしれないからです。そうこうするうちに、株価がそのまま上昇する可能性は大きいと見ています。

3Q決算にまずは注目。

現在の米株高は、たぱぞうさんも指摘されていましたが、業績の好調に支えられています。ですから10月から始まる3Q決算で2Q並みの好調が維持されなければ、下落は必至です。

3Q決算が好調でも、引き締めが意識されて、2018年以降の業績に悪影響があるという見方が広がれば、11月から下落します。

10・11月を乗り切れば、「心配のし過ぎだった」ということで、上昇軌道は維持されます。2013年5月の「テーパリング開始表明」の時もやはり下落論が強かったですが、その後も米国株は上昇を続けています。yahoo

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私の結論 緩和の後始末は簡単ではない。元の状態には戻れない。PER15が標準という尺度には戻らない。

<対策は>

買う時期は

ⅰ多くの方が予想するように、10・11月で下落になった場合は、50日平均線を割って下値を確認してVTI(米国全体ETF)を買う予定です。

ⅱ 10・11月に大きな下落がなかった場合は(下はVTI)

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今までを見ると1,2か月に一回は買い場があります。何とか買い場を見つけて買いたいです。

2 バブルかどうかはどう判断する?

 今後株価の伸びが、EPSの伸びを上回って伸びる場合はバブルと思います。逆に株価水準が高くても、業績が伴って伸びている場合は、単に高値の水準にあるだけです。

3 投資期間と売り時は

ⅰ 株価が上昇しても、業績が伴っていれば、健全な上昇ですから売る必要はないと思います。そのまま保有します。

ⅱ バブル化した場合は、どこかでドスンと下げてリセットしますから、一旦売った方が賢明です。この場合の売り時は今はわかりません。

4 投資対象は

売らなければいけない場合もあり得ると考えると、シンプルな方がいいです。

いくつもの投資対象があると、それぞれについて考えないといけないし、売り行動もその分だけ手間がかかります。

私はVTIを中心に予定しています。他はVEA(米国以外先進国)、VWO(新興国)

今までの保有分とは別建てで投資します。現在上記ETFは保有がありません。

バブル化した場合は、S&P3000ポイントは十分あり得ると思います。

以上です。どう動くかは今の時点ではわかりませんが、用意していないと動けません。今日は、10月以降の準備について書きました。

皆様のよい投資を!

追伸 これまで楽天証券の米国株手数料だけがSBI証券やマネックス証券に比べて高かったのですが、9月25日(月)の取引から同じになるそうです。手数料がネックになっていましたから、これで便利になります。楽天さんありがとうございます。

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