チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

北の核ミサイルの脅威で、バブルが回避され、世界の株価は緩やかな上昇軌道が続く。

こんにちは、チンギスハンです。かわいいにゃんこです。2017年9月6日(水)記

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2017年の8月は高く終わりましたが、休場明けのNYもすっかりリスク警戒モードです。保有株の下落を見るのは不愉快ですが、違う面から見てみました。

バブル軌道に乗る確率は減った。
<バブルの条件>

経済が復調しているのに、金融緩和が日欧で継続していること。お金が供給され続けている。

景気に力強さがなく、失業者、賃金、物価の上昇が思わしくない。

長期金利が上昇しない。

緩和縮小ができにくい状況がありました。その間隙をついて、リスク資産がバブルになりやがて、崩壊するというシナリオの確率はかなり高かったと思います。50%くらい。私見です。

<北朝鮮の問題は抜本的な解決が難しい>

1 北朝鮮は降りる理由がない。

2 ロシアはかき回せば利益が広がる。

 経済では全くいいところがないロシアも、存在感を示せます。シリアのアサドを初め、ロシア(プーチン)には独裁国家を支援して利益を得てきた歴史があります。今回も、もめれば、もめるほどロシアの利益は増大しますから、石油や技術を送って、火が消えないようにするでしょう。

3 中国は動けない

 習近平は、自分が独裁者になるのに手いっぱいで、北朝鮮のことを構えません。しかし降りればロシアにとってかわられるので苦しい立場です。

4 米国も決定的な解決策が難しい。

 盤石の体制でも難しいのに、トランプ政権ですから、予想がつきません。

5 韓国の文大統領は理解不能。日米韓も一枚岩ではない。

 当事国なのに、「軍事力は使わない」と宣言して米日韓同盟の足を引っ張っています。米国が軍事行動をとった場合は、米韓の間に断絶が起こると思います。感情的なトランプ氏のことですから、敵視する可能性は高いです。

上記は私の素人の判断ですが、プロにも今後の予想がつきにくいと考えます。

かつての冷戦時のように緊張した状態が何年にもわたって続く可能性も高いです。

<バブルにはなりにくい>

いつ戦争が始まるかわからない状況は、投資家にとっていい環境ではありません。したがってバブルになる可能性はうんと低くなったと思います。逆に片が付いてしまえばバブルの芽は吹き返します。

<実体経済への悪影響があるわけではない>

 心理的には大きいですが、経済の回復傾向は変わらないので、今回のように緊張が高まるたびに、冷やされて、結果としては、長期の上昇軌道が続く可能性が高いと考えます。

株価の上昇が緩やかであれば、金融正常化はさらに緩やかになる。

金融正常化に伴って、中央銀行の引き締めすぎによる、景気腰折れが過去には多く起こってきました。しかし、株価が適度に調整しながらの緩やかな動きだと、引き締めを急ぐ理由はありません。他の、物価や賃金、長期金利の伸びは低いからです。

中央銀行の引き締め過ぎによる、景気の腰折れの懸念は減りました。

<気分的には最悪>

私たち日本にとっては、隣国の独裁者から常に核ミサイルで狙われているというのは最悪の気分です。

日本に米軍基地がなくて、日本が軍隊を持っていなければ、北の標的にはならなくて安全だという意見もあります。デモもしていました。

歴史的にはこの意見は無謀です。過去の独裁者で、相手の助命を約束しながら武装解除してから、「皆殺し」した例は数多くあります。私の知っている限りでは、十字軍でのイギリス、リチャード一世(獅子心王)、日本の織田信長の長島一向一揆殲滅、チンギスハンの西方遠征、等です。いずれも独裁者が追い詰められた状況で起こっています。

金委員長が、過去の独裁者とは違い、非武装者を絶対に攻撃しないという思想を持ち、しかもどんなに追い詰められても、絶対にその意思を曲げない、そして北朝鮮軍の隅々までその意思が徹底されている場合だけに当てはまります。非現実的です。他の国にも独裁者はいるでしょうし。

まとめ

北の核開発やミサイルは不愉快極まりないです。しかし、バブルになりその崩壊を迎えるとなると、被害も大きいので、それがなくなったとしたら悪いことばかりではないかなとちょっと無理やりですが考えました。

以上です。今日はちょっと感情的な記事になったかもしれません。お許しください。

皆様のよい投資を!

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