チンギスハンのブログ。シニアが米国株に投資

シニアが米国株に投資。地方に住む60代です。今年3月にリタイアしました。年金が10万円と少ないので、米国株で補います。勉強がすべてだと聞きました。一緒に勉強していければうれしいです。よろしくお願いします。

米国株高過ぎる説、根拠のあるのとないのと両方ある。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。

 2017年8月26日(土)記

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例年には下がる8月でも比較的堅調な米国株、例によって「高すぎる」「もうすぐ下落する」という論調が増えてきました。よく読んでみると、2通りあるようです。

しっかりとした根拠のある話には耳を傾けなければなりません。一方、根拠がないものには、惑わされないようにしたいと思い記事にしました。

根拠がないと思うもの・・・過去の平均PEから判断しているもの。

過去の長期間の平均の予想PE14とか15を基準にして、現在の米株の「高値説」を論じているものがあります。

その説を信じた人は、予想PEが17を越えて推移した、ここ数年の米国株は割高と感じて投資できなかったことでしょう。

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 しかし実際は、長期的には着実に上昇してきました。しゃくし定規に、PE15以上は割高という説を信じてきた人は、投資機会を逃し続けてきたのです。

緩和が異常な今の株式の状態は以前とは立ち位置が違う

緩和が常態となり、米国の長期金利が2.19%ほどの現在の状況は、長期金利が5%以上あった緩和以前とは環境が全く異なると私は考えています。1990年から2016年の長期金利です。

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長期金利(米国債10年)と株式はコインの裏表の関係にあります。長期金利が7%なら債権の方が利回りが高いことになりPERが15以上の株式が割高なのは当然でしょう。

金利が高かったころのデータを持ち出してきて、現在の状況に当てはめるのは、適切ではないと考えます。しかし、この説はデータに基づいているので説得力があります。

この説を信じて、PERが15になるのを待っていると買うチャンスを逃してしまいます。大幅下落時くらいしか、その条件を満たすことはないと思うからです。

つまり、バフェット太郎氏がよく指摘する、いつまでも暴落を待ち続ける残念な投資家になってしまいます。

一応根拠があると思うもの・・・金融引き締めで株価が下落する。

現在、米国、カナダ、英国が、「金融正常化」のプロセスに入っています。EUは入りたいけど大丈夫かなという状態。一方日本は、このまま緩和の姿勢を崩していません。

この「正常化」を、「行き過ぎの是正」ととるか、「金融引き締め」ととるかで大きく違ってきます。

金融政策を車のスピードに例えた記事がありました。わかりやすかったので、使わせてもらいます。

米国では、スピードが出すぎて危ないので、加速をやめて少しずつスピードを緩めている段階。100キロ制限の110キロぐらい。狙いは、制限時速の100キロ。

EUは加速しているが、スピードの出しすぎが怖いので、加速を少し緩めたいが、失業率が気になってなかなかアクセルが緩められない状態。100キロ制限の105キロくらい。

日本は、失業率も完全雇用に近く、人手不足も懸念されるが、さらなるスピードを求めてアクセルべた踏みで全力加速中。やはり100キロ制限の105キロくらい。

FRBは現在4.5兆ドルの資産をリーマン以前の0.8兆ドルにしようとしているわけではありません。最も減らして3兆ドルの規模まで、しかも時間をかけてゆっくり行うと表明しています。

この受け取り方の問題です。現在の緩和が異常なので、正常に戻すのは当然と受け取れば、現在の上昇トレンドは続くと見る立場になります。私はこの立場です。

一方、相対的に、「引き締めは事実」なので、株価は下落して調整する。という立場もあります。この場合は見方の違いなので、きちんとした根拠だと思います。

この説だと正常化が行われている過程では、PEはずっと低下していくことになります。この説を信じる人は、正常化が終了するまでは投資は出来ないことになります。

この立場の人たちは自分の過ちを気づくことはありません。株価が上昇しても、それは、引き締めが不十分だからと考えるからです。きっとそのうち下がるだろうと待ち続けます。

未知の領域なので、適正株価がだれにもわからない。

ここまでの緩和は過去に例がなく、したがって、正常化の道のりも過去とは違います。だからその過程で、どのように株価が動くのは専門家でも予想は難しいと思います。

仮に、少し高いとしても、2年ほど待てば適正になると思う

仮に高すぎるとしても、金利水準からして10%ほどだと思います。今のS&Pの予想PEが19.0。金利水準からして17以下ではないと思うので、値幅で調整して10%。

順調にEPSが回復していけば、時間で調整すると2年ほどと考えます。

つまり、仮に高いと仮定した場合でも、順調なら2年ほど待てば解決ということになります。

ですから一番の焦点は、今が高いかどうかではなくて、今後の経済の伸びが順調かどうかがポイントになります。

そう考えると、米国と欧州とではPEで3~4違いますが、このくらいのハンデはあると個人的には思います。

投資雑誌で、ブラックロックの投資家が、欧州、日本が米国より割安と述べていました。それはあくまで、プロとしての見方だと思います。わずかな違いも敏感にわかるのでしょう。しかし彼らの判断はリアルタイムで変わりますから、今後何年も欧州・日本が有利ということではないでしょう。うっかり追随できません。

私は基本的には世界的に当分緩和状態は続くし、上昇トレンドも続くと判断しています。

ですから過去の基準でビビッて手放す人が多くて下落すればそこは買場と考えます。

以上です。皆様のよい投資を!

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