投資強者への道、出直し編(8)長期投資の期間について考えました。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年8月15日(火)記
北朝鮮情勢が緊張を続けている中でも、米国株は強いですね。たった二日でもとの水準に戻りました。もうしばらく買場が継続すると思っていたのですが。
長期投資といえばどのくらいの期間?
長期投資を目指している人は多いです。でも、人により、定義は違うと感じました。私の場合は年齢制限があるので短いです。
私現在65歳ですから、最長でも25年くらいです。
中間点で12.5年です。77歳です。12.5年を目標として投資を組み立てようと思います。そして、中間地点で、うまくいっていたらあとはそのまま続けられます。
<12.5年後の状態>掛けて72の法則
というのがあります。投資年X年率=72で2倍になるという法則です。
12.5年では、年率5.76%が必要です。(インフレ率込)
過去のデータを見ると、ダウの株価の推移です。S&Pは見つかりませんでした(世界経済のネタ帳より12月末日)
年 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 |
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ダウ平均 | 963.99 | 875.00 | 1,046.54 | 1,258.64 | 1,211.57 | 1,546.67 | 1,895.95 | 1,938.83 | 2,168.57 | 2,753.20 |
年 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 |
ダウ平均 | 2,633.66 | 3,168.83 | 3,301.11 | 3,754.09 | 3,834.44 | 5,117.12 | 6,448.27 | 7,908.25 | 9,181.43 | 11,497.12 |
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 |
ダウ平均 | 10,787.99 | 10,021.57 | 8,341.63 | 10,453.92 | 10,783.01 | 10,717.50 | 12,463.15 | 13,264.82 | 8,776.39 | 10,428.05 |
年 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | ||
ダウ平均 | 11,577.51 | 12,217.56 | 13,104.14 | 16,576.66 | 17,823.07 | 17,425.03 | 19,762.60 |
2005年からの12年間で1.9倍。
1992年からの25年間で6.9倍
1979年からの37.5年間で22.8倍
時代によって大きな差がありますが、平均的には12.5年で2倍には十分なるようです。
もっとも増えているときはインフレ率も高いので単純には喜べませんが。
S&P500の20年のチャートはこちら。
<12.5年で満足できる上昇の最低水準は>
とは言っても、何が起こるかわからないのが世の中です。最低ラインを考えました。自分の場合は、インフレ対抗が主目的なので、インフレ率2%X12.5年=25%です。あと為替の関係もあります。
精神的なタフさがどこまで保てるか?
今は何とか頑張っていますが、12.5年先は相当にあやしいです。
そうなると維持するのに精神的負担が少ない投資を選択するのがいいことになります。
同じ2倍になるのでも、S&Pとかで2倍になるのと、10銘柄保有で、内5銘柄が3倍、残り5銘柄が半分でも合計では2倍になりますが、精神的負担は全然違います。
半分インデックス投資があると相当にバランスがとれる気がします。インデックスETFの割合とその中身については今後の研究課題です。
今日はとりあえず、目標とする投資の期間と、パフォーマンスの予想と、最低ラインを考えました。
以上です。みなさんはより長い期間の投資が可能でしょう。精神的タフさも問題ないでしょうから、より幅の広い投資ができると思います。それではよい投資を!
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