チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

コメントをいただきました。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月10日(木)記

限界がきて自己ルールを破り、IBMを売る。にコメントをいただきました。

とおりがかりさんより。

いつも拝見させていただいています。 今回IBMを売られたとのことですが、今回売った理由は買った時も同じ状況だったように思いますが、本当にそれが理由なのでしょうか? 結局のところ、単にダラダラと下がる株価を見ていることに耐えられなくなったのではないでしょうか? 原因は、買う際の銘柄選定根拠が、事業内容ではなく株価水準の高低になっているからだと思います。 底値で帰ることなどあり得ない以上、このままではこの先遅かれ早かれ全て売らなくてはならなくなるのではないでしょうか? 余計なお世話で失礼しました。

コメントいつもありがとうございます。
全くご指摘の通りです。

私のミスが何度もありました。

f:id:tingisuhan:20170810205324p:plainへー

IBMについては有名な銘柄なので詳しく書かなかったのですが、
(1)バフェット氏が⅓を売却したことが明らかになり大幅下落しました。私は130ドルまで下落するかと予想していましたが、結局150ドル台で踏みとどまりました。バフェット氏の売却理由は、①ライバルが強くIBMが勝ち抜けるとは思えない②経営陣はがんばっているが他により良い投資先がある。

 ここで私は135ドルくらいまでの下落を予想しましたが、そこまで下がらず150ドルほどになりました。・・・へーIBM強いな。少々が業績悪くても、回復を待つファンに支えられているな。・・・このペースでの業績悪は織り込んでいるな・・・2Q決算で少しでも改善の見込みが立てば株価は持ち直すだろう・・・買い 

 全くの「勝手読みです」。バフェット氏が理由もなく売るわけはないのです。業績が当分持ち直さないのを知っていて早目の売却を進めたのです。→これが私の第一のミス

 2Q決算が、1Qに続けて悪かったです。→大幅下落・・・せめて2Qの決算を確認してから買うべきです。→これが2つ目のミス

 下落の後リバウンドもなくそのままずるずる下落。・・・投資家はIBMの業績に期待していて失望売りがやまない。→即座に売却すべきです。・・・何とか保有の道を探る。(ムダなこと)

 ご指摘のように、事業内容で選定すべきです。IBMの事業内容については、このブログの中でも数名の方が詳しくレポートされていました。ワトソンが期待の割には伸びていないこと。クラウドなどは他の有力会社(アマゾン)などに押されていることなど。・・・

 PEが12ほどで配当が4%というのはそうそうあることではないですから、業績がままならないことも織り込んでいるだろうという、勝手な判断が招いたことです。

業績の先行きが不透明な会社は他にもある。

 困ったことに、会社の事業内容や将来の見通しを確信せずに、買ってしまっている銘柄は他にもあります。上がっているのもあれば損が出ているものもあります。

全部清算で来たら楽だとは思う。 

 ご指摘のようにこの際すべての保有株をいったん売却する選択肢もあります。スッキリします。売却益が1万数千ドル出ますが税もかかりません。(申告済みの繰越損失がある)しかしその方法はとらないことにしました。

仕方のないのもあるが、ほとんどは意義があると思う。

 確かにインデックスと比べて、「パッとしないな」と思うのもいくつかあります。しかし、「海外投資を増やす」という第一の目的は達成しています。なるべく残す方向です。今回の売りは例外とするつもりです。

 具体的には将来性がはっきりしない高配当銘柄は、石油株XOM、通信株VZ、機械株GEなどがあります。石油と通信は会社というより、業界の問題です。

 GEはマイナスが出ています。バフェット太郎氏の記事で、あやしい決算ではあります。しかし、やり手のCEOに交代するそうですから今後長期的には変わる可能性もあります。また、シーメンスやUNXユナイテッドテクノロジーなどの強力なライバルはいますが、ジェットエンジンや電力事業はトップレベルの技術と実績があり利益率も高いです。

最後に 
 自分の目的が優先すると、「投資すること」が先走りして、内容吟味がおろそかになります。個別株をちゃんと買っていくには、力量不足だっと感じています。今後は、半分はETFを中心にして組み立てる方針です。個別株でバランスをとる必要はなくなるので、個別株は「どうしても買いたい」銘柄に絞る方針です。

以上です。自分のミスが皆様の参考になれば幸いです。皆様のよい投資を!

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元の記事 

tingisuhan.hatenablog.jp