下落も想定して買う方法は?
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年7月29日(土)記
8月9月は例年取引量が減り、相場も下落することが多いです。利確してバカンスにいくファンドマネージャーも多いからです。今年は、特に利益は大きく乗っているでしょうから「売り逃げ」にはもってこいです。注意が必要です。買うなら下落もありうるという対策は必要に思います。
余裕のある方は、「何もしない」という選択肢はある。
十分に投資が進んでいる方の場合は無理する必要は何もありません。
下落も覚悟で買うなら2通りが考えられます。
<上級者編>高配当株を買う。
目先下落しても配当をもらいながらじっくり待って回復を待つという作戦です。上級者としたのは、高配当でしかも将来性が見込める銘柄を見つけるのは難しいからです。相当な力量が必要です。自分には無理です。
<初級者編>高成長株を買う。
私はこちらを目指しています。高成長であれば、高値で買って、それから下落しても、じっと保有しておけば企業の成長により株価がいずれ追いついてきます。
<今日時点での割安計算>
7月29日 | 予想PE | 配当 | 伸び率 | 割安度 | 2Q | ||
1 | BA | 241.27 | 22.18 | 2.36 | 10 | 0.56 | -2.3 |
2 | V | 99.15 | 36.49 | 0.66 | 20 | 0.57 | 25 |
3 | GOOGL | 958.33 | 31.12 | 0 | 18 | 0.58 | -28 |
4 | FB | 172.45 | 32.57 | 0 | 26 | 0.8 | 70.9 |
5 | JNJ | 131.85 | 21.77 | 2.57 | 5.2 | 0.36 | 5.2 |
6 | NEE | 145.12 | 20.74 | 2.72 | 6.5 | 0.44 | 17 |
7 | UNH | 191.15 | 20.28 | 1.59 | 12.5 | 0.69 | 30.2 |
(1)割安度=(配当+伸び率)÷予想PEです。0.5以上は優秀です。
(2)BAは先日2Q決算がありましたが、減収でしたが専門家の評価は完璧だそうです。発表後株価は10%ほど上げています。私にはちょっと理解できません。
(3)GOOGLの伸び率はEU制裁金を除くと今期28%増益でした。
(4)FBは2017年3Qから伸びが鈍化する予定です。(会社発表)伸び率には鈍化後の数字を採用しています。
(5)UNHは今年の伸びは30%の予定ですが来年以降の伸び率予想を採用しています。
(感想)
以前のレポートの通り、ハイテク銘柄ではFBとVを買い増し予定です。GOOGLは今後の方針待ちです。デフェンシブ銘柄ではNEE電力が下げれば買います。金融株では、UNHが有力と考えています。理由は、欧米では今後の銀行の役割が不安定になっています。その中でUNHは医療保険に特化しており役目が明確です。オバマケアからは撤退済みで政治の影響を受けにくいと考えます。
(方針)
7月に大きく上昇したハイテクは一旦調整する可能性が高いです。でもFBは値下がりを期待せずに、現在の水準なら買い増し予定です。8月に下げたら、再度買い増しします。Vは下落待ちです。
金融とハイテクは表裏の関係にあります。長期金利が上がれば、利ザヤが広がる金融株は上がり、ハイテクは下がります。デフェンシブ銘柄もどちらかと言えば、ハイテクと逆の動きをするようです。8月は下げたセクターの銘柄を買う方針です。FB、V、NEE、UNHです。米国株全体が大きく下げるようならETF(VOO、IVV)を買います。
以上です。みなさまのよい投資を!
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