チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

基軸通貨ビットコイン分裂で仮想通貨暴落か?8/1に注目。

米国株投資家の皆さま今日は。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
              2017年7月13日(木)記 
 いやー、仮想通貨の話題はもうなしにしようと思っていたのですが、今日の日経新聞にも大きく載っていたので「ビットコイン分裂」に関する話題を書きます。
 日経新聞3面に大きく出ていました。さすが専門の記者ですね。だてに高給をとってません。専門用語を使わずに、それでいてわかりやすく説明していました。私も見習いたいです。よくご存じの方は飛ばしてお読みください。

1 ビットコインが8月1日に分裂の可能性があること。
 ビットコインは仮想通貨(暗号通貨)の基軸通貨になっています。また、実用面も進んでいます。
(ビットコインの問題点と経緯)
(1)有名なコインだけど設計が古くキャパシティが低いこと。
 1ブロックの容量が1メガしかなく1秒に7件の処理しかできません。ビザ、マスターは1秒に4.5万件。(ビザ、マスターの保有者の皆さんまずは安心ですね)
(2)開発者は問題の解決をずっと提案してきたこと。
 対策①ブロックの容量の拡大。②詰め込むデータを圧縮して¼にする。
(3)ブロックチェーンを維持するマイナー(採鉱者)と開発者の利害が対立。
 マイナーはほとんどが中国にあり、寡占化が進んでいること。現在10分で12.5BTC(300万円)ほどの報酬を受け取る。
(4)ビットコインには運営主体がなく話し合いで決められていること。
 話し合いがうまくいかないと分裂すること。話し合いは決裂しており、分裂の可能性が高いです。

2 分裂の場合の影響について
(1)開発者側のBTCビットコインコアとマイナー側BTUビットコインアンリミテッドに分裂。
(2)マイナー側のJihan氏はアクの強い人物。取引所の支持は得ていない。
(3)しかし1社で総計算量のシェア40%を握っている。中国グループでは80%程度か
(4)正義の開発者側と実力のマイナー側の対決か。
(5)現在のビットコイン自体は消滅しない。子会社独立上場の感じか。
   現1BTC=新1BTC+新1BTUになる。
(6)シナリオは
  片方が消えるあるいは両方残る。昨年のイーサリアムの場合は、運営主体が規定を変えたので問題は少なかったです。不満分子が、新通貨イーサリアムクラシックを立ち上げ、現在は両方とも認知されています。クラシックの方が新しい通貨というややこしい関係ですが。現在の価値はイーサリアムが2万ちょっと、クラシックが2千円ほど。
(7)現在仮想通貨世界での基軸通貨なので、混乱する。
(8)混乱により仮想通貨の信用不安がおこりすべての仮想通貨が暴落する。
 今年に入ってからの仮想通貨は高騰を続け、保守的なビットコインで3倍、2番手のイーサリアムで30倍、リップルで50倍その他の弱小通貨は100倍というものもありました。現在イーサリアムで最高値から(4万円)4割程度下落しています。混乱すればすべての通貨で大幅な下落がおきます。(下落幅は予想できません)

3 取引の規制について 下落すれば買おうと思っている方は口座開設はお早めに!
 現在日本では、ビットコインの取引が世界の中でも有数に多いです。
(1)日経新聞によると、国内の取引所は混乱を避けるために、8/1以降数日は①入出金を規制する。②取引の規制もある。とあります。
(2)今まではバブルだったけど、バブルが収まれば、資産の数%の範囲で買ってもいいなあと思っている方(私もですが)は7月中に口座開設と入金を済ませておく必要があります。取引所は国内にいくつかあります。私はいろいろ調べてコインチェックとビットフライヤーに絞り最終的にコインチェックに決めて口座を作り入金しました。
コインチェックにした理由は
①取引できる暗号通貨の種類が12種類と多い。ビットフライヤーは2種類。
②手続きが簡単。
 ネットで申し込んで(下からどうぞ)免許証などをスマホでとって送れば大丈夫でした。(免許証の表と裏+自分が免許証を持っている自撮りの写真)後で住所確認のはがきが来ました。入金も簡単でした。ID番号+自分の名前で入金します。IDを入れ忘れてもメールすれば大丈夫)
③「なりすまし詐欺」には100万円までの保険アリ。(2段階認証を設定している人のみ)。保険があるのは、コインチェックとビットフライヤー。コインチェックの方が充実。
④ネットの画面がわかりやすい。
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日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

<学んだこと>
1 コインチェックも以前はセキュリティーが甘く盗難被害もあったようです。今は強固になったそうです。保険もつきました。改良後は被害の報告がありません。
2 パスワード管理。ブラウザには記憶させない。パスワード生成器を使い20文字以上40文字までにする。2段階認証にする。私は今までの証券会社では甘かったと痛感しました。
3 コイン取引所とコイン販売所は違う。
 コイン取引所・・・いわゆる株式方式。コインチェックでは、ビットコイン/円、イーサリアム/円、ビットコイン/イーサリアムの取引ができて便利。
 コイン販売所・・・買値と売値が表示されている。差が大きい。 
<作戦>考えているだけ、うまくいくかどうかは不明です。
 チャートがうまく載せられないのですが、暗号通貨上昇時は、アルトコイン(ビットコイン以外)の値上がりが大きいです。だから上昇時はイーサリアムなどを買い、峠を越したら、値動きの少ないビットコインに換えるつもりです。円には替えません。
<目的>一攫千金を狙うわけではありません。
 例えば、10万円で始めれば、最悪10万以上の損はないですから、安い時に仕入れてじっくりと持ってみるのもいいかなと考えています。今回はその安い時の可能性があります。「自分には手に負えない」と感じたら潔く撤退します。
<まとめ>
 ブロックチェーンは夢の技術という先入観がありました。でも暗号通貨は現時点ではどれも欠点が多く実用まではまだ越えなければいけない課題も多いことがわかりました。暗号通貨に関心を持つことで、現実通貨への理解も深まると感じます。日本円などは、暗号通貨の世界だと運営者の都合で乱発してますから信用を失って暴落しているかもしれません。実際の日本円は強固な経済と、多額の経常黒字で支えられています。

以上です。興味のない方には退屈な内容でした。しかし、実体のない暗号通貨と現実通貨は実は関係がある部分も多いと感じています。それでは皆様のよい投資を!

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