チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

下落時の買いは難しい。リーマン時の自分のいたらなさ。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
               2017年7月2日(日)記
 先日「あかいろ」さんよりコメントをいただきました。ありがとうございます。はてなブログではコメントができないようなのでここで返信させていただきます。

コメントは

チャイナショックの時は暴落が始まったので全部売りました。というブログ記事が賑わってました。 (しかも自称長期投資家と言われる人たちさえも) 人とは逆の行動を取ったものがこの世界では勝つとはよく言ったもので 暴落が始まってブログ等で売りますという記事が増えてきたら買い始めるというのも面白いかもしれません。 暴落のときにこそ勇気を持って買い迎える人が本当に勝てる人なんだなと 近年起きた暴落の度にそう思いますね。 あなたが崇拝しているブロガーの方々が急に意見を変えてもし売りに回ってもあなたは買いむかえますか?

 深い内容です。私が過去に下落時に買い向かって成功した例が示せればいいのですが、ないです。リーマンショック時にはリスク資産は多くは持っていなかったのですが下落幅が大きくて、それが気になり、投資はしましたが、量が少なく利益は出ましたが結果的には成功とは言えませんでした。そこから得た大幅下落時の教訓は
(1)とにかくしっかり買うことが大事。タイミングが良くても、銘柄が当たって、2倍3倍となっても、仕入れが少なければ成功とはいえない。
 私たちは、「率」を気にします。投資雑誌にも、「この株で5倍にした、10倍にした」という記事が良く載っています。しかし、時価総額が数十億円や数百億円の会社に全財産を託す勇気は私にはありません。名もない製薬会社に百万円投資するより、JNJに1千万円投資する方が気持ちは楽です。だから、「テンバーガー」「ファイブバーガー」を探す必要は全くないと思っています。
(2)銘柄に関しては、「これから伸びる会社」より「今まで伸びてきた会社」
 これから伸びる会社は、「これだ」と思っても、当然ハズレはあります。100%の確率で当てられる人はいないと思います。半々としても、自分は精神的にイヤです。だから、「伸びてきて、伸びが鈍化した会社」を選んでいます。伸び率は劣るでしょうが、ハズレの危険性は下がります。安心してしっかり買えます。
(3)自分の実力以上の投資はできない。
 あとからあの時ああしていれば良かったと思っても、その時はそれで「自分的には精一杯」だったのです。いくらチャンスがあっても、また、資金があっても、「自分の限界」を越えての投資はできないのです。

 コメントの「下落時に買い迎えるか?」ということに関して。
 一斉に売られているときに「買う」ことはできません。下落の幅と期間の予測はできないからです。「下落時の買い」といっても、「底を確認してからの買い」となりますので、底値よりはかなり上を買うことになります。さらに分けて買うつもりなので、平均値はさらに高くなります。それでも通常よりは安く買えるはずです。全体的な買いコストが少しでも下ればそれで満足します。下落時の買いが有利と言っても、ふだん5本買える大根が6本買えたという程度のことと自分では考えるようにしています。
 「安く買うマニア」になってしまうと、通常の値段では買えなくなってしまいます。ましてや今のように高めの値段では買えません。以前の自分がそうでした。今は高値でも少しずつ買っています。将来安値で買うことができて、平均すると「安い方」に入ればいいなと思います。

十分な答えになっていませんが、そのような時に「きちんと行動できる自分」になれるよう、さらにリテラシーを高めたいです。リーマン時はリテラシーの能力が低かったことがうまくいかなかった原因だと思っています。

以上です。この場をお借りしました。皆様のよい投資を!

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