リーマン直後に戻って投資できるとしたらどうする?
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月11日(日)
先週は、最後の金曜日にハイテク銘柄が急落の波乱がありました。金曜日と言えば、来週の金曜日の16日は「先物やオプションなどのトリプルの清算」があります。3人の魔女がいると言われています。この日を境に極点になることが多いそうです。現在がダウは最高値なので、極点と言えば、下がるしかないですが、今年はどうなるんでしょう。そんなわけで、先週のイベントが去ったと思えば、またイベントでうかつに動けません。
そこで今日は、リーマン後の安値の時に戻っての投資を考えます。
ちょうどバフェット氏が、「そろそろ底だよ」「早く投資しないとひばりが鳴く春になっちゃうよ」と記者会見で言ったころです。あなたならどうしますか・・?
まず基本のS&P500から
2009年の2月の750ドルから現在の2431ドルまでドルベースで3.24倍になっています。円ベースでは当時の約90円のレートからすると1.2倍して、3.89倍になっています。100万円投資したとすると、現在は配当再投資を入れると430万程になっています。
個別株へ投資したときの8年間のパフォーマン
※2009年2月の株価はピンポイントのものではありません。このくらいで買えただろうという大体の数字です。
<配当重視の8銘柄に投資したとすると>
配当重視 | 現株価 |
2009 |
為替 | 倍率 円 |
配当 |
S&P | 2431.77 | 750 | 1.2 | 3.89 | 1.86% |
MO | 75.46 | 16 | 1.2 | 5.66 | 3.5 |
PM | 120.12 | 35 | 1.2 | 4.12 | 3.66 |
KO | 45.32 | 22 | 1.2 | 2.47 | 3.5 |
SO | 50.68 | 30 | 1.2 | 2.03 | 4.66 |
DUK | 85.72 | 40 | 1.2 | 2.57 | 4.11 |
VZ | 46.72 | 40 | 1.2 | 1.4 | 4.9 |
XOM | 82.13 | 75 | 1.2 | 1.31 | 3.5 |
RDS | 55.76 | 41 | 1.2 | 1.63 | 6.6 |
小計 | 21.19 | 34.43 | |||
平均 | 2.65 | 4.3 |
まず配当重視の8銘柄で見てみます。タバコ2社は、配当も再投資するとMOが6.5倍位になりS&Pを相当上回っています。しかし他の6銘柄は配当を再投資しても、S&Pに及びません。それでも配当再投資を含めると平均で3倍強になっていますから、投資は成功と言えます。
(結論)配当重視の投資は、パフォーマンスでは平均に及ばない。配当目的との割切が必要か。タバコはここまでは優秀だったが、今後はアイコスなど不透明な部分も多い。
<ワイドモートのプラチナ3銘柄に投資したとすると>
プラチナ | 現株価 | 2009 | 為替 | 倍率 | 配当 |
BA | 190.03 | 35 | 1.2 | 6.52 | 3.2 |
V | 94.56 | 12.5 | 1.2 | 9.08 | 0.69 |
GOOGL | 970.12 | 150 | 1.2 | 7.76 | 0 |
再投資を含めるといずれも7.5倍以上になっています。
(まとめ)
1 ワイドモートの銘柄は高パフォーマンスを上げている。
2 高配当の銘柄はインデックスに及ばないものも多い。
あなたならどうしていましたか?
他の優良銘柄については次の記事にしたいと思います。
みなさまのよい投資を!
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