下げ止まり感のあるＶＺとＭＯアルトリアを買いたい。
米国株投資家の皆さんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年5月31日（水）
さて米国株は高値圏にあります。高値を更新している上昇中の株（ＮＶＤＡやＧＯＯＧＬやＶやＢＡ）を買うか、手ごろな高配当株を買うか悩ましいところです。
昨日の検討で、高配当銘柄ではタバコ株が優秀でした。下げトレンドを終えて上昇中のＭＯアルトリアは71ドル台で買ったこともあり追加投資は精神的に楽なところです。
また、先日は、まだ下げ止まりとはいえないといったＶＺですが、昨日1.9％上昇の46.2ドルとダウ銘柄の中では一番の上昇を見せています。
＜過去５年１０年の上昇率とＰＥ、配当など＞
| 高配当銘柄 | 上昇 | 上昇 | 予想 | 配当 | ||||||
| 現株価 | ５前 | 率 | １０前 | 率 | ＰＥ | ＥＰＳ | 配当 | 性向 | 配当 | |
| ＭＯ | 75.07 | 32 | 2.35 | 22 | 3.41 | 22.4 | 7.4 | 2.44 | 33 | 3.28% |
| PM | 119.95 | 83 | 1.45 | 50 | 2.4 | 24.5 | 4.52 | 4.16 | 92 | 3.47% |
| VZ | 46.2 | 42 | 1.1 | 40 | 1.16 | 12.4 | 3 | 2.31 | 77 | 5.0% |
ＭＯの方が少しＰＥが低いです。配当も低いですが。
ＶＺはこの高値の米国株の中ではＰＥが低いです。配当も５％超です。
ＥＰＳの５年の変化も再掲します。
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 5年 | |
| ＭＯ | 2.26 | 1.37 | 2.57 | 4.25 | 2.54 | ||
| 0.61 | 1.88 | 1.65 | 0.6 | 1.1 | |||
| PM | 5.17 | 5.26 | 4.76 | 4.42 | 4.48 | 4.84 | |
| 1.02 | 0.9 | 0.93 | 1.01 | 1.08 | 0.9 | ||
| VZ | 0.31 | 4 | 2.42 | 4.37 | 3.21 | 3.85 | |
| 12.9 | 0.61 | 1.81 | 0.73 | 1.2 | 12.4 |
かなり浮き沈みが激しいです。
＜ＭＯについて＞
10年チャートです。
順調に上昇しています。時々長期線にタッチしています。次に２年です。
トランプ当選の時に長期線にタッチしています。最近は下降トレンドでした。
前回のレポートから５％ほど上昇しました。直近の安値から7％ほどの上昇です。ＲＳＩも76と過熱感は出てきました。しかし３月の高値はまだ抜けていません。今から思うと72ドルくらいで買うべきだったのでしょうが、今でも遅くないと個人的には感じています。ＰＭとの比較は好みの問題だと感じます。参考ＰＭです。
＜ＶＺについて＞
10年チャートです。
かなり上下が激しいです。次に２年チャートです。
この期間の最安値圏に突入しています。かなりはっきりした下降トレンド中です。長期移動平均線の下にあります。
まだ下げ止まったとは言い切れませんが、その雰囲気はチャートのどの指標からもしてきます。ここにきて上げてきた理由は不明です。
４/２０発表の１Ｑ決算は良くなかったです。
売上 298.14億ドル（－7.3％）
営業利益 71.81億ドル（－9.6億ドル）
純利益 34.5億ドル（-20.0％）
ＥＰＳ 0.84ドル
（補足）ＶＺの１Ｑ決算についての詳しい記事が、愛読のバフェット太郎氏のブログにあります。
【VZ】ベライゾン予想下回る決算で株価下落！ : バフェット太郎の秘密のポートフォリオ（米国株配当再投資戦略）
まとめ
１ ＭＯは安心感がある。あげてきているがまだＰＥからも買える範囲だと思う。
２ ＶＺは５％と高配当です。これだけの高配当で予想ＰＥも１２台なら将来に不透明感があるのは仕方ないです。まだはっきりと下降トレンドが終わったとは言えませんが、長期移動平均線より10％ほど下にあるし、たとえこれから下げても限定的と考えます。何より、米国の通信界になくてはならない存在なので、再編の可能性はありますが、１０年後も会社がなくなる可能性は０に近いと考えます。
結論
この２つの銘柄の買い増しを（ＶＺは初めての買い）検討する。
以上です。みなさまのよい投資を！
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