チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

朝鮮危機、フランス大統領選、の波乱でどうする?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。

 昨日勝手ながら、こちらの「はてなブログ」に移らせていただきました。まだ使い方がよくわかりませんが、日々勉強していきます。

 さて、訳の分からない行動をとっていたカールビンソンも、ようやく朝鮮近海に到達するようです。日本海にいると見られていた時は、インド洋で演習をやってたそうです。これをもって、「トランプ政権にはやる気がない」「政権内がばらばらで戦争どころではない」という意見も多いですが、私は逆の意見です。「思慮分別のない大統領」だからこそ、何が起こるかわからないのです。そして、これは以前の記事にもしましたが、「直しようのない精神障害」があるそうですし。
 北の指導者もあれだけ特別な国で、特別な環境で育つと我々とは違った特別な精神構造を持つと思われます。二人の精神状態はかなり近いかもしれません。

 フランスの大統領選挙も、結局は極右のルペンにはならないと思っていますが、1回目の首位はありそうです。どうも私たちは、極右とか極左といわれると、「どうせ、極端なことをワーワー言っている弱小集団だ」と思ってしまいがちですが、選挙でトップというのは、もうそのような時期ではないということです。ですから、もしルペンになればもちろんEUは一気に崩壊に進むでしょうが、そうでなくても不安定な状態が続くことは間違いがないです。男女の関係ではないですが、もうEUは「別れようか、続けようか」という夢のない段階です。各国のエゴを押さえて前に進む力はないと見ます。

 ドル円の動き
 米国株投資家にとってはドル円の動きは気になります。
「一体どうなるんだろう?」とご不安な方も多いでしょう。

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 おおよそですが、ドルはトランプ以降1か月ちょっとで、103円から119円まで急騰しました。もちろんこれはトランプ政権が望んだことではありません。市場が勝手に期待で動いたのです。しかしピークをつけてからは4か月間下降トレンドが継続しています。

 米政権の希望は当面「100円台前半」
 という話がありました。出所は、政権周辺が、さらに周辺のシンパに漏らしたという、例によってはっきりしない話です。
 しかし、私はこの話は信ぴょう性が高いと見ています。実情に合っているからです。

 ドル円の本来の相場が90円とすると、現在は20%ほどドル高円安になっています。
 この20%の内訳ですが、日本側の金融緩和の効果が半分、あとの半分は「キャリートレード」によるものです。キャリートレードは、金利が安くしかも金融緩和で借りやすい通貨を借りて、金利の高い地域で運用するものです。現在政策金利の安いメジャーな通貨は、安い順にスイスフランー1.25%~ー0.25%、日本円ー0.1%、ユーロ0.00%です。
 一時は米ドルも0%でしたが現在0.75~1.00%にいます。
 ドルの相手通貨としては、日本円が安定度からいうと一番でしょう。したがって、何かリスクオフが起きると、巻き戻しがおこり、「比較的安全とされている日本円が買われて円高になった」というニュースが流れます。「トレードの手じまいにより」とかにした方がいいと思うのですが。だから、原因は何でもいいわけで、例え日本が当事国でも「円高」になるでしょう。そして、このキャリートレードをしているのは何も、外国勢ばかりではありません。日本勢も積極的にやっています。ビビッて手じまう速さは日本が一番早いそうです。

 当面このトレンドは続きそうだ
 日銀は米国に「監視対象」にされて「現状維持」を守るのが精いっぱいでしょう。
 ということで何かにつけて円高ドル安が徐々に進み、今年中には100円台前半になる可能性は高いです。その辺で止まれば、日本も十分やっていける水準ですし、日米ともに不満のない水準でしょう。もう麻生大臣と、ペンス副大統領の間ではその辺のすり合わせはできていることでしょう。大臣も「急な為替変動は困る」「極端な円高は困る」とは言っていますが、5%程度は織り込み済みでしょう。むしろその水準で米国を納得させられれば大したものです。

 私たち米国株投資家がやっていることも「キャリートレード」です。ですから、リスクオフで米国株を売ることは、彼らと同じ動きになり、機動性に劣る個人投資家には不利になります。逆に決算がない分バタバタする必要はありませんから、「どっしり構えた長期投資」で彼らに対抗しましょう。

 株式は、有事で下げれば買いチャンス。しっかり今から用意しておこう。
 有事の際は準備がすべてです。「その時考えよう」とか言ってのんびりしていると、雰囲気にのまれて動けません。銘柄探しも、急落中のチャートを見ながらでは、「判断が鈍り」ます。是非とも、危機の時に買う銘柄とおおよそのタイミングを決めておく必要があります。
 私は、米国株は「黄金の14銘柄」の中から買います。日本株は先日レポートした10銘柄です。下げの大きい市場を買います。あと欧州もいくつか候補を考えたいです。
 買いタイミングは、下落の値幅だけで決めずに、時間軸でも考えるようにしています。ショックの大きさと種類によって、下げが続く期間が違うからです。その辺はまたその時にレポートします。

いつものようにまとまりのない記事です。長い文をお付き合いくださりありがとうございます。
それでは皆様のよい投資を!

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