チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米国株では無理して小型成長株を探す必要はないと思う理由。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

 

日本株では小型株に投資している人が多い。

 

日本株の雑誌を見ると、成功者の方々の投資先ではほとんど知らない会社ばかりだったりします。

 

米国株の場合はどう考えればいいのでしょう?

 

やはり、小型の成長株を探すのがいいのでしょうか?

 

どう思われますか?

 

私は米国株では「小型株を探す」必要性はないと思います。

 

その理由は

 

1 探すのに必要な情報が得にくいこと。英語の壁があること。

 

英語が堪能な方はこの壁は越えられるでしょう。私はNOです。

 

2 そもそも探す必要がないと思うから。

 

パフォーマンスを見てみますと「小型株が大型株よりもいい」とはいえないです。

 

米国株には分野別のETFがあります。バンガードでは

VGT・・・情報セクター、ハイテク

VDC・・・生活必需品セクター

VHT・・・ヘルスケアセクター

 

パフォーマンスを見てみると代表的な企業の方がETFを上回ります。

 

例えば、ヘルスケアなら、JNJ、PFE、MRKというダウ銘柄3社をとるとVHTを大きく上回ります。PERも大企業3社が低く配当も高いです。

 

ETFにはこれらの大企業も時価総額割合では組み入れられていますから、大企業群の平均は、業界平均を上回ることになります。

 

ということは、大企業を除いた集合は、業界平均を下回ることになります。

 

規模が大きくない企業で、高成長の企業をピンポイントでうまく掘り当てることができれば、素晴らしいですが、確率的には、期待値としては意味がないことになります。

 

3 規模が小さいと株の振幅は激しいこと。

 

インデックス以上に振幅が大きいのは困ります。

 

4 情報力、英語力と投資対象の関係は。少なくて大丈夫な順に。

 

(1)インデックスETF、VOOなど。

 

(2)業種別ETF

 

(3)個別超大手株、ダウ銘柄など。

 

(4)個別中小株。

 

ダウ銘柄クラスでは不祥事なども日本語で情報もかなり得られます。

ブログ等で書いている人も多いです。アマゾン、グーグルは株価の関係でダウには入ってませんが。

 

超大手株のパフォーマンスが平均よりいいのなら普通の投資家がわざわざ中小株を探すメリットはありません。

 

5 超大型株が振幅が少ない理由。

 

機関投資家の保有が多いからだと説明されています。

 

米国市場には世界から、年金、オイルマネー、・・・いろいろな資金が集まります。

 

それらの運用は、ゆるやかで、個人投資家と考え方も違います。

 

したがって下落時にも「一斉に売られる」という要素は低いことになります。

 

6 情報力、英語力の不足を嘆く必要はない。

 

「情報が少ないから」という理由で、米国株を敬遠する必要はまったくないです。

 

ただし、カバーが少ない個別株を買うのは、十分な準備と心構えが要りそうです。

 

そのハードルを乗り越えて、労力を費やしても、確率的には報われることはないと思うので、自分は、大型株に絞っています。

 

10兆円以上の時価総額をラインにしています。

 

7 情報に不安を感じたら、インデックス、業種ETFなら無難。

 

機関投資家に先回りして、個別有望株を仕込んでおくなら、情報力、英語力、その他・・・の力は必須でしょう。

 

そういうのを目指すのでなければ、「ひけめに感じる」必要は全くないと思っています。

 

それではみなさまのよい投資を!

 

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サウジ問題、中国の減速、波乱の要因が増えた。

こんにちは、チンギスハンです。

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金利上昇をきっかけに始まった、株価下落も、もとに戻るかと思われましたが、先週末新たな火種でもとの不安定な状態に戻ってしまいました。

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金曜日は高く始まりましたが、「サウジ」「中国の減速」で値を下げて終わりました。

「引け味は悪いです」

 

S&Pも200日線上に戻してしまいました。

 

<中国減速の様相は?>

トランプの対中関税で、影響はあるとは思っていましたが、数字で証明されました。

(日経新聞より)                    

実質経済成長率 1~6月6.7%→1~9月 6.5%と失速しています。

輸出         12.8%→12.2%

工業生産       6.7%→6.4%

 

この数字がどのくらい深刻なのかはわかりません。

 

素人目には大したことないようにも見えるのですが。

 

ただしこの数字そのものの信ぴょう性も疑わしいですが。

 

2009年の1~3月以来の低さという但し書きがついています。  

 

2015年の夏には、「中国減速」で大きく下落し、2か月ほど続きました。

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その時は長期線を大きく下回っています。

 

それを連想させる意味合いがあります。

 

もとはといえば、トランプ政権が「貿易赤字の縮小」「中国がハイテクの主導権を握ることへの危機感」から、関税やらいろいろな圧力を加えた結果です。

 

世界2位の経済大国の減速は、(その程度は不明だが)株式市場には悪い材料です。

 

米国は対中輸出は少ないので、日本の方が影響は大きいでしょう。

 

<サウジの記者殺害>

 

どういう方向にいくのかわかりません。

 

「身内に甘い」トランプ政権としては、最小限に留めたいでしょう。

 

長期金利、貿易戦争にさらに2つの波乱要因が加わってしまいました。

 

実体経済は堅調だし、決算もおおむね良好なのでこのまま景気後退入りは予想しにくいです。

 

とにかく今週に注目です。

 

では、みなさんのよい投資を!

 

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リーマンの経験で得た教訓(2) 高配当株の功罪。

こんにちは、チンギスハンです。

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リーマン時に得た教訓(2)です。

 

リーマン時に私は25%ほどは売らずに保有していました。

 

そしてそれらを売却したのはずっとあとです。

 

リーマンの前にその他の株は売りましたが、それらは売らずに残していたのです。

 

売らなかった理由と、持ち続けられた理由は同じです。

 

それらは高配当株だったのです。

 

具体的には、中国株の、江蘇高速、アンキ高速、セッコウ高速などの公共株です。

 

2006年の春の中国株の大幅高騰とその後の急落で、チャート的には売るべきでした。

 

実際ほとんどを売ったのですが、それらは半分残してしまったのです。

 

理由は高配当株だったのです。

 

当時それらの年間配当は5~6%もありました。

 

しかも、買った時点からすると5倍以上になっていましたから、投下資金に対する利率は、30%くらいあったのです。

 

これが手放すのが「惜しくて手放せなかった」のです。

 

「欲が邪魔したのです」

 

リーマン時は半値になりましたが、それでも年率十数%の配当です。

 

これが一つも売らずに持ち続けられた理由です。

 

高配当株は大幅下落時に保有しやすいというのは事実だと感じます。

 

<持ち株の下落で新規投資が十分でなかった>

のが問題点とは昨日話しました。

 

その観点からすると、大幅下落時は「全くの空っぽ」の状態が理想です。

 

だから、保持するという点では、「高配当株」は力を発揮するけれど、反面それが欠点にもなるということです。

 

性格にもよるでしょう。

 

<将来の大幅下落には多くの意見や考えがあると思う>

 

(1)下落がいつ起こるかわからないので心配してもしょうがない。

これは代表的なものでしょう。

 

ドルコスト法で、長期的にインデックスに投資されている方などは、問題ないかもしれませんね。

 

(2)下落が起こっても保有は続けるので考える必要がない。

 

・・・・

 

投資法により、個人の資質により、年齢により、目的や投資額など様々ですから、当然ですね。

 

とはいえ、私は、将来の下落時の対応をいろいろ考えるのは意義があると思うのです。

 

リーマン前に75%を売れたのも、前もっての身構えがあったからです。

 

もっとも中国株は2008年のオリンピックの前年の2007年末までに売り切ろう、という方が多くいて、私もそのつもりでした。

 

だから、早く来たので戸惑いはありました。

 

準備がなければそのまま保有していたでしょう。

 

流れを変えて行動を起こすには相当のパワーが必要です。

 

持っているものを、手放すというのは、やはり相当のエネルギーが必要です。

 

だから、今のこのような準備やシュミレーションがムダとは思いません。

 

株とか、為替とかの予想はプロでも様々です。

 

だから日経新聞などでは、4人くらいの意見を載せる時は、異なった味方の方を載せてバランスをとっています。

 

そのような意見の一つとして、参考にいただければありがたいです。

 

以上です。

 

それではみなさまのよい投資を!

 

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円高への対策をどうする?当面と将来。

みなさんこんにちは、チンギスハンです。

 

昨夜FOMCの議事録が発表されました。

 

結果はタカ派的であるという予想が裏付けられました。

 

9月の利上げは全一致だったのです。

 

これからも利上げが計画通り行われる(金融引き締め)ことが嫌気されて株価は下げました。ただしそれほど大きくはありませんでしたが。

 

 

私ごとで恐縮ですが、自分はかなりの量の、ドルMMFを保有しています。

 

株式よりもずっと多いです。

 

株式を買い進もうと思いドル転していたものですが、相場も終盤と判断して、「研究投資」に留めて本格投資は先延ばししているからです。

 

幸い、現時点ではドル転した時点より若干ドル高に振れていますが、今後を踏まえてその処置を検討します。

 

でも為替の予想はとても難しいです。

 

素人の検討です。その点をよろしくです。

 

また、将来リセットされてからは米株に投資の予定なのでそれまでのスパンでの話です。

 

ドル高、ドル安になる要素を検討します。

 

<ドル高になるという要素>

 

1 金利差が拡大する。

FRBが金利を上げ続ければ、あと5回の実施を予定していますから、さらに金利差は拡大します。

 

2 米国株が上昇を続ける。

投資のために、ドル円キャリートレードにより、ドル高が進む。

 

3 減税により米企業が海外資金を本国に還流させやすい。

 

<ドル安になる要素>

1 FRBの利上げが止まる。あるいは回数が減るとみなされる。

景気が減速すればありそうです。

 

2 日本が緩和を終了させる。

 

3 米国株が下落する。

リスクオフになればキャリートレードの逆転が起こります。

4 米国政府の圧力。

 

両者の綱引きです。

 

ハッキリ言ってよくわかりませんが、円高要素の方が強そうなイメージ。

 

<12月のFOMCまではドル高は続きそうだ>

短期的には、今回の株安がもとに戻ればドル円は113円台に戻る公算が強いです。

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 115円を越えられるかどうかが焦点です。

 

<来年以降はどうか?>

2020年まで、FRBの計画通りに5回の利上げが順調にできる確率は低いと思っています。

 

どこかで減速が意識されて、利上げ回数を減らす見直し、あるいは将来の利上げの休止、中止になれば、円高に向かいます。

 

トランプ政権はドル安志向でしょう。しかもかなりあからさまな。

 

来年以降も金利差拡大は続きそうだけど、「円高」リスクは常にありそうです。

 

節目と見ている2020年以降はさらにこのリスクは高まります。

 

長期的には国力の差から円安になるという意見も多いようですが。

 

<どこかでリセットがおきれば米株投資で問題ない>

リセットの時は、いつも円高になっているので、その時点では円での保有が安全です。

 

そして円→米株 が最強の図式です。

 

<現実的にはどうする?>

当面、113円台でいったん、半分、あるいは全部円転すれば、シンプルになります。

 

為替の要素は消えるからです。

 

米国株の分は仕方ないですけど。

 

別に損もしてませんし。

 

もう少し考えます。

 

<リーマン時の教訓では、リセット時はノーポジションが理想>

リーマン時は私は投資資金の25%ほどの株式を持っていました。

 

おおむね半分になりました。

 

それが負担になって(これは個人的資質の問題だけど)、新規投資が思い切ってできませんでした。

 

だからそれを教訓にしているのです。

 

リーマンほどの暴落は起きないと思いますが、もっと小ぶりでも原理的には同じです。

 

リセットが始まる時期としては「来年の後半以降のいつか」を想定しています。

 

<欲をかかずに早めに円転が堅実か>

 

円を基軸と考えると、ドル保有もリスク資産の一種になります。

 

ドル基軸で割り切れれば構わないけど。

 

そういう習慣がついてませんよね。

 

そう考えると、欲をかかずに「損のないレベルなら」円転が無難ですね。

 

今でも、損ではないですけど。

 

VIXも20を切って、低下しつつありますから、リスクオンが進めば、検討します。

 

以上です。お付き合いくださいましてありがとうございました。

 

それではみなさんのよい投資を!

 

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消費税引き上げが根本的に間違っている理由

こんにちは、チンギスハンです。

 

さて、先日決まった消費税引き上げについてまとめました。

 

要点は

1 消費税は構造上、低所得者に厳しくなること。

2 消費を減退させること。

3 小売への影響が大きいこと。

4 2000年上半期が節目となり米国が「減速」の可能性が高いこと。

5 日本はさらにオリンピックの反動もあること。

6 米国は利下げ、緩和の余地が大きいこと。

7 日本は緩和が量的緩和しかないこと。

8 金利差縮小から「円高」が進みやすいこと。

9 金利差縮小に伴う円高は80円前後まで可能性があること。

10 消費増税は賛成できないこと。

11 するにしても来秋はタイミングが最悪なこと。

 

始めに 

これは、2020年から米国および世界が「減速」あるいは「不況」に陥る可能性があるということを前提にしています。

 

したがって、まったくその可能性はないとお感じの方は、ご意見を聞かせてください。

 

1 消費税は構造上低所得者に厳しい。

 消費税は 全体→部分 への所得移転。

 

消費者全員にかかりますから、低所得者への負担が割合としてはきつく感じられます。

 

集めた税金を使う対象は集めた人たちよりは小さい特定の集団になります。

 

不平等が生じやすい構造をしています。

 

昨今の世界的な格差拡大の問題があります。

 

税としては、格差を拡大するバイアスが働きます。

 

2 消費を減退させること。

10%というキリが良く、だれでも計算しやすい税率は、税負担を意識させやすく、数字以上の抑制効果があるという研究があります。

 

3 小売業が衰退する。

小売業への悪影響は説明の必要はないと思います。

 

 都会の方にはイメージできにくいでしょうが、私が住んでいる広島県でも、山間部や離島では地方自治体がスーパーを経営しているところもけっこうあるんですよ。

 

民間では採算が成り立たないからです。

 

小売業がさらに厳しくなると「砂漠化」じゃあないけど、商業小売が成り立たない地域が増えると思います。

 

また、数軒のところが1軒だけになると、選べなくなり、消費者は著しく不利益になります。

 

離れた場所まで買い物に行かなければならない人も増えます。

 

医療も含めると、利便性を求めて、過疎化はますます加速します。

 

また、大手でも新規開店をする余裕はなくなり、閉店が加速します。

 

アマゾンなど通販の攻撃とのダブルパンチです。

 

今度は、実施の時期についての問題です。

百歩か千歩か万歩ゆずって、上げるとしても時期は最悪です。

というのは

 

4 2020年を節目に「米国の景気後退入りが」濃厚。

 

米国の実質的な中央銀行FRBは2020年までにあと5回の利上げを予定しています。

 

つまり「金融引き締め」です。

 

でも私はそれは無理だと考えています。

 

理由は、FRB自身が述べている内容です。

 

2020年には景気は減速して潜在成長率に戻るだろう。という見通しです。

 

減速が予測されるならば、利上げ(引き締め)の必要はないように思われます。

 

「将来的インフレに対処する」

 

と説明しています。

 

でも現在そんなにインフレが顕在化しているわけではありません。

 

だから本当の理由は

 

「景気減速に備えて、金利の余裕を持たせておくこと」

 

と多くの人が考えています。

 

現在2.25%の金利ですが、5回上げれば(無理だと思うが)、3.5%。

 

これは金利の「貯金です」

 

これだけあれば、景気減速が予測されたとき、「引き締め終了」「緩和に戻る」「緩和開始」と次々と声明を出せばいいです。

 

「2020年の前半が景気の節目」となりうるのはコンセンサスとも言えます。

 

単なる減速でとどまるか、「不況」まで行くかはわかりません。

 

あるいは、FRBがうまく誘導して、そのまま順調にいくか。

 

日銀には利下げの余地は全くない。

 

もし「減速」あるいは「不況」になった場合、米国と違い、緩和継続中の日本には利下げの余地はありません。

 

そうすると、米国が緩和に転換すると金利差縮小から大幅な円高が予想されます。

 

日銀も量的緩和で対抗しますが「利下げ」のパワーには勝てません。

 

金利差の縮小とともにドル円は、購買力平価の80円前後まで進む可能性があります。

 

業績悪化、株価大幅下落は必至です。

 

さらに、米国は、リーマン時もそうでしたが「自国優先」で「景気後退」に対処するでしょうから、ドル安は歓迎でしょう。

 

5 日本にはさらに「オリンピックの反動」が加わる。

 

オリンピックを境目に、景気後退が起こりやすいです。

 

これは心理的な面も大きいです。

 

「起こるぞ、起こるぞ」とすでに不動産業界では恐れられています。

 

6 日本は米国より「厳しい」環境にいる。

 

不況を乗り切る政策としては

(1)金融緩和

これは当然するでしょう。

 

(2)公共投資。

これもバンバンするでしょう。しかし、遂行能力に限りがありますから限界があります。さらに、投下費用に対する波及効果は年々下がってきています。

  

(3)消費拡大

 

一番効果が大きいとされています。

 

しかし、「消費増税」で「小売り業」が打撃を受けていれば、多くは望めません。

 

また「家計」も消費を拡大するムードはまるでないでしょう。

 

でも「金券」を撒くことになるのでしょうが。

 

中国からの消費も当てにできない

 

米国の減速の影響は、中国へもおよびますから、「爆買い」には期待できません。

 

(4)設備投資

これはもう言わずもがなです。「シューン」の世界。

 

一体いくらつぎ込めば事態を打開できる?

 

「輸出」「投資」「家計消費」の落ち込みを政府支出で補うには何兆円必要なのでしょう?

 

程度によりますが、50兆、100兆円と必要でしょう。

 

そういう事態になれば、せこせこ増税でかせいだお金など吹っ飛んでしまいます。

 

その時になってコンピューター将棋のように「待った」を繰り返して増税前に戻ることなどできません。

 

この困難を無事に通り過ぎてからでも良かった。

必ず不況が来ると言っているのではありません。

 

一時的な減速にとどまるかもしれないし、減速さえもしないで順調かも知れません。

 

しかし、可能性があれば考えて、対策を用意しておく必要はあると思うのです。

 

どちらが得かという選択。

いったん消費税増税をなしにして、まず危機を乗り切る。

 

という選択の方が、リスクが少なかったのではと思うのです。

 

(あとがき) 以上勝手なことを書きましたが日本の将来を心配してのことです。

 

反論はもちろんあると思います。コメントをお寄せください。理由もお願いします。

「そんなことあるわけない」などだとご返事ができないので。

 

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米国株をするのに英語力や情報力はどこまで必要か?

みなさんこんにちはチンギスハンです。

 

米国株というと「情報が大変だろう?」とか

 

「英語とかわからないから」と言われたりしません?

 

情報はどこまでパフォーマンスに役立つと思われますか?

 

情報があるやつが強いと思いますか?

 

実は私はそうは思わないんです。

 

それどころか

 

「情報も英語も全く必要ない」と考えているんです。

 

「そんな極端な」と思いますよね。

 

補足はあるんです。

 

「ただし、際立っていい成績を求めるなら別だ」

 

と言うものです。

 

「ははーん」

 

と勘のいい方は気づかれたと思います。

 

「そうです!」

 

インデックス投資をするんです。

 

これだと、個々の企業の業績は不要ですよね。

 

そして、米国経済やFRBの動向は日本のNHKでもやりますね。

 

何しろ、米国経済の動向は日本に直結しますから。

 

特別な本や、有料情報を買わなくてもOKです。

 

<株式投資の要素は3つ>

1 投資対象

 

2 投資の時期

 

3 リスク管理=下落時の対応。

 

と思います。

 

この中で、特に情報が大事なのは1の投資対象の選定と管理です。

 

特に業績のチェックは手間がかかります。

 

これがインデックスにすることにより煩わしい手間から解放されます。

 

ここからは私見です。

 

2の投資タイミングは、例えば「ドルコスト平均法」で積み立てれば情報は不要になります。

 

「ドルコスト平均法」は多くの方が、あるいは本で推奨されています。

 

これで「買いの時期」の問題からも解放されました。

 

残るは3のリスク管理です。

 

これは運が良ければ、不要になります。

 

運が良ければというのは、例えば、現在は10年に渡っての上昇相場が続いています。

 

何年か前から投資を続けていれば、現在はかなりの利益が積み重なっています。

 

今後どれだけの、下落が来るかはわかりませんが、それだけの利益があれば「気にせずにやり過ごす」ことが可能だからです。

 

30%の利益があれば、30%の下落が来ても「損がなく」平気でいられます。

 

そして下落の間も積み立てを続けていれば、さらに投資を有利に増やすことができます。

 

私自身は「リスク管理は重要」と思っていますが、それは私が66歳のシニアであることも関係しています。

 

若い人に比べて忍耐力がなく、残された時間が短いからです。

 

若い方でしたら、そんなに多額でもないでしょうし、これから長期に渡って稼いで投資ができますから、一時的な下落や、損失には「おおらか」でいられるでしょう。

 

ですから、リスクに対しては、それぞれの人の立場次第といえます。

 

<まとめ>

ということで、これから20年、30年と投資が続けられるとしたら、そして大幅下落に投資して早い時期に出会わなければ、すんなりいくでしょう。

 

全く情報力や英語力を必要とせず、しかも、多くの場合他よりもうまくいく「米国株」投資は存在する。という結論になります。

 

とはいえ、他を圧するほどの格別な成績を求めるなら、個別株投資になります。

 

この場合に必要な「情報力」と「英語力」については別記事にします。

 

実は「社畜」さんから、「米国株の情報の取り方」についてコメントを頂いていました。ありがとうございます。こちらの方が先と思い先に記事にしました。情報の取り方については別記事にします。

 

それではみなさんのよい投資を!

 

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週明け以降の買い戻しと買い増しを整理してみた。

おはようございます、チンギスハンです。

 

金曜日の爆上げでひとまず下げ止まった感はありあす。

 

ただし、依然としてVIX指数は20を超えているし、S&Pもやっと200日長期線上に戻したばかりで危険水域にあることは変わりはありません。

 

また、金曜の戻しは以前書いたようにショートポジション(空売り)の買い戻しの側面もあります。

 

だからあくまで回復軌道になったときの準備ととらえていただければいいと思います。

 

ちなみにマイナスで始まるようなら買いはしません。

 

S&Pは現在これ。

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依然として200日線上を脱していません。

MACDもヒストグラムが収束を確認できていません。

RSIは20代に上昇しました。

 


今回は私自身の銘柄で恐縮です。

 

春から研修投資でハイテク中心、少額でしているのがあります。現在保有はAMZN、MA、ADBEです。先々週金曜日に半分利確しました。

 

まず利確については①売りが一日遅れたこと②全額利確すべきだったこと

 

一部はNISAに入っていた。という言い訳もありますが、ただの言いわけです。(;´・ω・)

 

で、まだ本格投資への力はないと判断して研修投資を継続。

 

選定基準は

(1)時価総額10兆円以上

(2)その分野でのリーダー企業

(3)マネーをしっかり稼いでいること。

(4)成長していること。

(5)金利変動の影響を受けにくいこと。

(6)貿易戦争の影響を受けにくいこと。

<保有銘柄 研修投資>

1 アマゾン  決算日10/25日

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高値から15%下げ1700ドルを一時割ってから1788ドルまで戻したところです。

 

超大手ハイテクの中では下落幅がおおきいです。

 

先週木、金とそれぞれ1700ドル、1750ドルと1株ずつ買い戻し。得意の「一株攻撃」です。

 

今夜も「一株攻撃」は継続。ただし上げていればだけど。

 

もうしばらく買い戻しにはかかります。売値は1920ドルです。

 

どこかで休止して残りは決算を見てからでもいいと思っています。

 

その時売値を越えていてもそれはそれでいいです。

 

決算予想は良くなさそうだとのレポートも出ています。(バークレイズ)

 

詳細は知りません。長期保有狙い。

 

2 MAマスターカード 決算日10/30

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217ドルで売った分を先週火曜に207ドルで買い戻し。

 

買いが早すぎました。200ドルを割り、現在204ドル。5%高。と戻しました。

決算はいつも安定しているのでミスは少なそうということで買い増し予定。

 

3 ADBEアドビ 決算12月上旬

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264ドルで売り。現在249ドル PER45とMSFTの25より高め。

 

今年度利益が2倍近い予想の高収益、高成長だが、超大手に比べると株価の不安定さは仕方ない。それでも時価総額は10兆円は超えている。

 

まずは時期をみて買い戻し。買い増しは未定。

 

<新規投資>

1 MSFT 決算10/25

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アップルとともに今回ハイテクでは下げが小さく立ち直りも速い。

 

したがってリバウンドの利幅狙いとしては、上昇幅が小さそうでふさわしくない。

 

でも安定感を買うならOK。決算ミスもなさそう。

 

現在 109.57ドル 予想PER25 配当1.7%と割高感はない。

 

とりあえず打診買いだけでもしておきたい。

 

2 AAPLアップル 決算日 11/1

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現在 222.11ドル 予想PER18.26と全株平均以下で割高感は少ない。

配当1.36%

 

今回ハイテクでは一番の安定感を示した。

 

MSFT同様戻りの値幅狙いとしては不適。

 

製造業に近い位置づけか。でも、アイフォン以外の収益もこっそり拡大中。

 

研修用に打診買い。

 

<保有銘柄 従来保有分>

以前から買って放置している銘柄からピックアップしました。

 

1 PFEファイザー 決算日10/30

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現在 43.78ドル 予想PER19.06 配当3.18%

 

JNJと並んでヘルスケアのリーダー企業

 

高配当で知られています。私も配当狙いで、昨年33ドルほどで購入。

 

高配当企業群は、金利上げで低迷していましたが、「金利上げの峠がみえそう」ということでこれからは影響も限定的と考えます。(積極的に高配当株を買おうとは思わないが、マイナス材料ではなく中立という意味)

 

PERも割高感はありません。

 

JNJも保有がありPFEとの優劣は不明です。

JNJ 133.87ドル予想PER19.75ドル 配当2.7%

 

JNJがまだ50日線の下にあるのに比較して50日線の上方にあり勢いはPFEかと。

 

2 UNHユナイテッドヘルス医療保険 決算日10/16開場前

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医療保険最大手

現在259.61ドル 予想PER21.34 配当1.4%(SBI証券)

 

安定成長でリーマン後10倍以上に成長しています。

下は2年チャート

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V,MAと並んでなかなか押し目買いのチャンスがありません。

 

50日線を割った今回は久々の好機です。

 

買い増し予定。

 

ということで私の勝手な分析にお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

デリケートな時期なので、ご自身の判断でお願いします。

 

それではみなさんのよい投資を!

 

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夫婦仲とお金の関係。将来の資金はどちらが貯める。

こんにちは、チンギスハンです。

 

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さて、10日ほど前から別のブログを書いています。

 

「ケンの楽しいリタイア生活」です。ケンの楽しいリタイア生活

 

お読みいただいてありがとございます。

 

それで、ブログ村にも登録したんです。

 

みなさんの応援で今20位くらいまでなりました。感謝です。

 

やはり読んでいただけるのは嬉しいので。

 

で、ランキングを頼りに他の方のブログも読みました。「60歳代シニア」です。

 

そこで感じたことは

 

女性が多く、強い!ことが第一点。ブログもきれいです。

 

あともう一つは、上位者の方だけかも知れませんが「夫婦の仲が悪い」ことです。

 

「顔も見たくない」「家庭内別居」「一日中会話がない」

「居てくれなくてほっとする」

 

とか、ビックリ。

 

「そんな夫婦が現実にいるんだ」と実感。

 

シニアになってからの不仲はつらいですね。

 

どちらも体も心も弱ってきますからね。

 

お互い支え合ってやっと1人前行くかどうかですからね。

 

なのに、反目し合っていると、ストレスたまるし

 

現実の生活が大変かな~と、勝手に心配したり。

 

夫さんにとっては「食事」の面が大きいなあ!と感じます。

 

奥さんが「友達の寄り合い」とかで外出して、帰りが遅くなると機嫌が悪い。

 

「食事の支度もせずにどこに行っていた?」という人もいるみたいですね。

 

夜遅くまで、ご飯も食べずにずっと待っていると、確かに腹も立ちますね。

 

私の疑問は

 

そこで「自分で作る」という風には考えが行かないのかなあ?

 

実際やってみると、料理とか簡単にできますよ。

 

「ブルゴーニュ風羊肉と野菜の・・・」とかいう料理なら知らないけど。

 

そんなの作りませんしね。

 

コメは洗ってから45分。これが一番時間かかりますね。

 

内訳は、洗って15分つけとく、15火にかける、15分蒸らす。です。土鍋です。

 

あとは20分もあれば2、3品は出来ちゃいますよ。味はともかく。

 

これを読んでいる世代の方はきっと違うと思いますね。

 

がんばれシニア世代のお父さん!

 

奥さんに旅行にでも行かれると、その日からの食事にも困るとか・・・

 

生活力なさすぎません?

 

夫婦仲が悪いとお金がたまらない。

「顔も見たくない」人と同居しなきゃあいけないストレスは半端ないでしょうね。

 

まあ、ブログのネタとしてオーバーに書かれていればいいのだけど。

 

コミュニケーションが少ないと意志の疎通がうまくいかなくて無駄が増える、金がたまらない、ということがあるそうです。

 

米国では「夫婦仲と資産の大きさは関連する」という調査がありましたね。

 

確かに何回も離婚していると、養育費とかでお金を貯める暇がないですね。

 

高給取りのMLBとかNFLフットボールとかの選手の破産する確率は60%を超えているそうですから。離婚を繰り返す人も多いんでしょう。

 

ぜひ仲良くしてお金をしっかり貯めたいですね。

 

もう私はその期間はほとんど終わってしまいましたけど。

 

将来の資金はどちらが担当する?

 

仲が良くて、コミュニケーションもバッチリという人でも、「将来資金」の問題は手薄なことが多いそうです。

 

「きっと相手が貯めているだろう」と思っていたら「全然なかった」ということも多いそうです。

 

皆さんはどうされていますか?

 

これに投資がからむと余計複雑になります。

 

奥さんは一般にリスク投資には消極的ですからね。

 

たいていは夫さんが投資を担当しますね。

 

夫婦で投資に対する意見が一致する可能性はまずないですね。

 

だから奥さんが理解しやすい形にしておく。

 

ことも大事ですね。

 

エクセルに整理した表を渡すとか。

 

わかりやすい形というのは自分にとっても有益ですしね。

 

またテレビで「世界同時株安」みたいなニュースやってて、

 

「青い顔してたら」、「この人何やらかしたんだろう?」とあらぬ心配をされます。

 

「お前は黙ってろ」とかいうのも良くないですね。

 

ずっと覚えていて、熟年離婚の原因になるかもです。

 

私が「リスク対策」を強調するのもこのためです。

 

「大丈夫だ、最大損失で50万円だ」と説明すれば安心されやすいからです。

 

大幅下落になってから説明すると心配されるので、好調な時に伝える方がいいですね。

 

とまあ・・・考えたことでした。

 

不仲がデフォルトのテーマの集まりなら、ちょっと私のは外してますね。

 

そうだったら人気でませんね。もしかしたら嫌われてるかも。どうしましょう? まあ、とりあえずそのままで。

 

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リーマンと今回の教訓を生かして大幅下落に備える

こんにちは、チンギスハンです。

 

初めに このブログは私自身の整理の目的も兼ねています。

66歳シニアが書く内容ですから、保守的な部分が多くあります。

若い方は、その分を補正してお読みください。

 

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さて、今回の下落はまだ終わってはいませんが、一応の下げ止まり感はあります。

 

それと以前のリーマンとの経験を踏まえて今後の大幅下落への対策を考えてみたいと思います。

 

暴落としなかったのは、今回のように一気に下がる場合と、ITバブルの時みたいに3年ほどもずるずると長期に渡って下げる場合もあるからです。

 

たぱぞうさんのブログでも指摘されていましたが、長期にずるずるの方が厄介です。

 

<リーマン時の経験と教訓>

リーマン時は、その前年12月までに75%の株を処分していましたので、保有自体の割合は少なかったです。

 

結論から言えば、私は下落時には1株も売りませんでした。

 

その点は自分をほめてあげたいです。

 

むしろ、慣れた中国株を中心に2008年の10月から買いました。

 

1か月は様子を見たのです。

 

買ったのは不況時に下落が大きいとされる、海運、鉱山、金融・・・です。

 

具体的には < >は市場。

 

海運の中海発展<香港>鉱業のCOPコノコフィリップス石油<NY>

 

広西銅業<香港>平安保険<香港>WFCウエルズファーゴ銀行<NY>

 

・・・です。バフェット銘柄がおおいですね。信者でしたから。

 

よしぞうさんの「テンセント」は候補になかったですね。残念。

 

いずれもその後大きく値をあげました。

 

しかし、買いの規模は小さすぎました。

 

この時の教訓は

 

このような下落時には「適切な行動は望むべくもない」ということです。

 

また「ストレスが半端ない」という点も。

 

私はたまたま、売らずに耐えることができましたが、そして保有した銘柄はその後再上昇しましたが、その時のストレスは大変なものでした。

 

年齢もあり、今後、あのほどの規模ではないにしても、うんと小ぶりにしても、耐えられる自信はないです。それにストレスは体によくありません。

 

したがって、今度の下落時には「ポジションを縮小」してリスクとストレスを最小にするつもりです。

 

<今回の下落の教訓>

 

上昇が大きいものほど大きく売られるのはいつものことです。

 

 しかし下落が大きかったハイテクでも、アップル、マイクロソフトは他より断然下げが小さかったです。さらにピックアップも速いです。

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しっかり稼いでいてPERも低い銘柄に人気が集まったと考えられます。

AAPL 予想PER18.26 MSFT 25.06 (SBI証券)

 

相場も終盤と考えている人、あるいは機関投資家が多いと感じます。

 

今回収益力があるにも関わらず、超がつかない大手ハイテクのNVDA、ADBEなどは大きく売られています。(個別の分析は次回にします)

 

クラウドで高い収益率を誇るアドビです。私も保有があり、買い戻し、買い増し予定です。

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終値ベースで直近高値から15%ほどの下落です。

こちらは予想PERが45.11です。

 

上昇率が高そうな銘柄があっても、大きな下落とセットというコトです。

 

もっともアドビなどは時価総額も10兆円を超えているし、安定感はあると思うのですが。

 

大幅下落の起きるシナリオとその時期

 

1 金利上昇の終わり辺で起きやすい。

FRBは2020年までに5回の利上げを予定しています。その後は未定というコトは、2020年の前半が一つの区切りとなります。

 

株式市場は「先を読んで動く」性質があるので、その半年あるいは1年前、つまり来年の後半からは不安定になる可能性が高いと思います。

 

2 長短金利の逆転

が起こると、しばらくして下落が起こってきました。

現在は10年債3.167% 2年債が2.861%でその差は0.306%です。

 

まだ逆転してませんが、差は縮まっており、あまり余裕はありません。

 

差はリーマン後の2%以上から徐々に下がってきています。これも意識されると思います。

 

<私の対策は?>

1 投資資金をスリムに。

内容はともかく、全体がスリムであればリスクは限定的です。

 

2 投資内容をはっきりさせる。

ごちゃまぜになっていると管理ができません。

 

3 金利動向の影響を受けやすいものは避ける。

金利上げ(金融引き締め)の終了が意識されると、今まで売られてきた、債券、不動産、高配当株は上昇しやすくなります。

 

しかし、一方で、FRBの動向や金利の動向に左右されやすいです。

 

有利かも知れないけど、大きく振れやすいものは避けることにします。

 

4 下げに強いものを選ぶ。

安定した収益力がある、その業界でのワイドモートがある、時価総額が大きい、など変動に強いかをチェック項目として入れます。

 

他の条件が同じなら、安定性を選ぶということです。

 

あとがき

コメントやご意見は歓迎しています。

しかし、答えようのないコメントも多く頂きます。

「わかりきったこと書くな」・・・そうでない方もいらっしゃると思いますが。

「どの本にも書いてある」・・・そうかもしれません。

「それはお前の考えだろう」・・・当然そうです。ブログはそうだと思いますが。

「〇〇さんの記事にあっただろう、読めよ」・・・すみません、全部は読んでいないものですから。

あるいは

「年よりは引っ込んでろ」、「目障りだ消えろカス」とかの中傷もあります。

 

書きたい人が書いて、読みたい人が読むのがブログのいい点だと思っています。

 

コメントのしようがなものはコメントしません。

また中傷と思われる方のアドレスは拒否設定させていただくことにしました。

 

ご意見は引き続き歓迎しておりますのでどうぞよろしくお願いします。

 

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ひとまず危機を脱したか。

こんにちは。

 

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昨日はナスダックのプレマーケットが高く始まっていたので期待はしてました。

 

しかし、週末の金曜ですから、何が起こるかわかりません。

 

初めが一番高くて、だらだら下げて終わることも多いからです。

 

とりあえず買い戻しのアマゾン1株買いで1750ドルに指値を入れて就寝。

 

目覚まし時計を4時にセットして、下げていなければマイクロソフトやMAの買い増しを計画。

 

起きてビックリ、下げるどころか大幅な上げ。

 

アマゾンは刺さってましたが。

 

売り仕掛けがそれだけ巨大だったということ。

 

週末のこのハイテク爆上げの原因は投機筋の「空売りの買い戻し」でしょう。

 

現物売りの買い戻しも含めれば相当巨大だったと思われます。

 

まあ、この上昇を見れば、「空売りポジション」を抱えて週末を越すリスクは避けたいですよね。

 

それでも空売り、あるいは現物買い戻しで相当な利益を手にしたと思われます。

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先週の木曜日1950ドルで売りに入ったとすれば、1750ドルの買い戻しで、1週間で10%の利益を得たことになります。

 

週明けからは徐々に戻す展開か?

とりあえずS&Pも200日線上まで戻しました。

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週明けから徐々に値を戻していく展開と思われます。

 

大した悪材料でもないのに過剰に反応するのは終盤の証?

これから決算を迎えますが、悪材料には過敏に反応することを覚悟しないといけませんね。

 

ちなみにSBI証券で調べた決算発表日は、抜粋です。

10・16(火)GS、IBM、JNJ、UNH

10・17(水)NFLX

10・18(木)PM

10・19(金)AXP

10・23(火)CAT、MCD、MMM、VTX

10・24(水)BA

10・25(木)AMZN、MO、MRK、MSFT、V

10・30(火)AMGN、KO、MA、PFE、

11・1(木)AAPL、

などです。いろいろ抜けています。

また時々違っているようですからHPでご確認を。

 

まだVIX指数は20を超えている。

21.31△14.7%と大幅に下がりましたが、20を超えています。

 

まだまだ安心はできません。

 

週末によく検討して、週明けの作戦を考える。

 

ことにします。

 

アマゾン、ADBEの買い戻しが残っています。

 

買い増しや、新規の買いも考えたいです。

 

今後に注目ですね。

 

それではみなさんのよい投資を!

 

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