チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

早期リタイアのカギは「どうリタイア生活を送るか?」

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月26日(火)記

今年も残り少なくなってきました。あわただしくお過ごしのことでしょう。

今日の話題は「早期リタイア」です。

このブログサイトでも目指していらっしゃる方が多いです。

私は今年65歳でリタイアしましたので決して早期ではありませんが、とりあえずリタイアはしています。

現在の収入をそのまま他で補うのは容易ではない。

だんだんリタイアの時期が遅くなっています。政府も奨励しているようです。年金の給付を遅らせたいからか、どちらが卵かニワトリかはわかりませんが。

65歳くらいが現在の標準になってきたように感じます。60歳で一旦引いて、給料が下がってあと5年というのが今のパターンでしょうか。

仮に、これを10年早めて、50とか55でリタイアする場合を考えてみます。

会社員だと中核を担う人材ですから、給料もそれなりに高いでしょう。負担はその何倍もあるわけですが。

仕事を辞めて、現在の収入をそのまま他で得るのは現実的ではないです。

仕事をしないのでその分支出も減るでしょう。税金も減ります(ただし最初の1年は住民税はしっかりかかる)。さらに貯蓄も必要ないとなれば、半分以下の収入でも大丈夫そうです。

でも、その金額でも、仕事以外で得るとなるとやはり大変です。

米国株の配当で考えると、月額30万円の手取りにするには、360÷0.035÷0.8=12857万円。表面配当3.5%の株を約1.3億保有する必要があります。(外国税は取り戻したとして)

たったそれだけ、と思える人は問題ないですが、かなりの金額です。

しかも30万円というのも結構ギリギリの金額でしょう。

まあ、2億くらいあれば、配当で生活というのは十分なようです。

収入を複数持つとさらに楽になる。

たぱぞうさんが提案・実践しておられます。収入源が3つとかあると、配当への依存は低くなります。

会社員の方にとって手っ取り早いのは、現在の知識や経験、人脈を生かして収入を得ることです。専門知識や資格や人脈が豊富ならかなりの収入の可能性があります。

但し問題は、会社員を辞めて、今の仕事をするくらいなら、今のまま社員としての立場の方が、看板も強いし、稼ぎやすいという問題です。

うっかりやめてフリーランスで苦労している話はよく聞きます。悩むところです。

ライフスタイルを変えればもっと少額でも現実的になる。

現在の環境をガラッと変えれば、相当に前進できます。

田舎暮らしとか、沖縄とか、東南アジアでの暮らしとかです。

アウトドアが趣味の方は、こちらの方が向いているかもしれません。

特に便利である必要はないので、住居とかの選択の幅はぐっと広がります。

同じ日本でも物価の格差はかなりありますから、東京の物価で考えない方がいいです。

よくテレビ局の地方巡りで、道の駅とかに寄って、地元の野菜や産物を冷やかす番組があります。すべてを東京の価格に置きなおして放送するところがおもしろいというかふざけているというか。

この前も、アケビを指さして、「これ東京じゃあ1つ千円は軽くします、ここじゃあ300円とか安すぎです」とかやってました。先日故郷に帰った時に、道の駅で、立派なのが3つ入ったパックが150円で山積みにされていました。

物価の価値観も現地に合わせる必要がある。

東南アジアでも、日本人は何でも安いと連呼していますが、現地の人はそれでも高いと思っているはずです。自分の価値観で、すべてを上から目線で見て、その地域に溶け込もうとするのは、逆の動きだと思います。

その物価に合わせた、現地の人の所得があるのです。そこに根を下ろそうとするのなら、物価の基準も現地仕様に切り替える必要があると思います。

田舎に行けば行くほど、住居にしても相場ができていなくて、流動的です。

家を借りるのにも、月に3万円とかいう予算を提示すれば、それなりの候補がでてくるでしょう。

でも、「お金があまりないので無料で借りられるところ」と希望すれば、役場やら何やらでも世話をしているし、立派ではないかもしれないけど、やはり見つかる可能性はあります。都会の不動産屋では追い出されるだろうけど。

つまり先にお金で押していかない方が、うまくいく。と思うのです。(個人的見解です)

そう考えると、大きくライフスタイルを変える場合は、お金の順位は下がります。

物価が安いところは稼ぎも安い。

田舎で働いて収入を得ようとすると、看護師などの資格をもっていたり、介護の仕事以外はなかなか難しいです。

でもこういうところこそ、配当収入はモノを言います。

上記の計算で言うと、半分の6500万円の投資で、月に15万円の収入になります。

節約したり、近くの畑で野菜をつくったりすれば生活は可能になります。

逆に困ることもあります。

第一に病院が少ない、近所にないことです。専門の治療が必要な病気を持っている人には向きません。

自分に合った場所、暮らしがきっとあると思う。

株式投資がうまくいって、2億3億と増えていけばそれはそれで素晴らしいことです。どんな形の早期リタイアも可能です。

でも、それなりの額でも場所やスタイルを工夫すれば早期リタイアは可能だと思うのです。

大事なのは、事前の準備です。いろんなところへ出かけて行って、シュミレーションしながら、自分に一番合ったスタイルを時間をかけて練り上げていくプロセスがいると思います。

景色のいいところにいって、一気に不動産を買ったり、たくさんのお金をかけて改造したりという行為はリスクが高いと思います。

結局は、そこにいる人々とのつながりの方がより大切だからです。お金があることを最初に見せるのは、警戒されて得ではないと思います。(カモにもされる)

早期リタイアを志される方は、一つだけに絞らずいろんな可能性を探って見られるのはいかがでしょうか?案外ローコストで可能かもしれません。

私も、タイで1年の内半分ほどを暮らす計画を立てています。ずいぶん物価も上がっているそうですから、来年の早い時期に様子を見に行きたいと思っています。

カミさんは、こちらに友達が多いので、「たまに立ち寄る」程度にしたいそうです。

以上です。目的があっての投資はやりがいがあります。

皆様のよい投資を!

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素人が書くから役立つ米国株ブログ。

米国株投資家の皆さんメリークリスマス!チンギスハンです。

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2017年12月25日(月クリスマス)記

イブは楽しく過ごされましたが?

リョウスケさんのブログを見ると隣人だけが楽しんだケースもあるようです。こういうのも飯マズというんでしょうか。

私はケーキのことなどすっかり忘れていて、ケーキ屋さんは売り切れ、予約オンリーで、ファミマの2個セットイチゴショートで間に合わせました。

十分おいしかったです。今日は、祝日恒例の「水餃子」です。包みがなかなか上手になりません。

クリスマスでお休みなので今日は投資ブログのすばらしさについて書きたいと思います。

1 投資家は孤独だ。

 投資家というのは孤独なものです。もともとそうかもしれないし、日本の土壌がそうさせているのかもしれません。とにかく「株式投資をしている」ということは江戸時代の隠れキリシタンではないけれど、うっかり口にできないことなのです。

 「まあー株なんかしとったん、まじめに見えたのに」と今までの信用まで失いかねません。職場では当然ご法度です。

 そんな中で、いろんな雑誌をあさり、本を読み、自分の投資を進めていくのですから、「勝手読み」や「思い込み」が多発するのは当然です。

バランスのいい情報が不可欠です。

2 専門家の投資情報は主語がはっきりしていない。

 その中で、専門家や業者による株式の予想とか、どの銘柄がいいとかの情報は昔からありました。

 これらの情報があまり役立たないと思う理由は、「主語が明確になっていないこと」です。つまり、「自分が投資するとしたらこの銘柄に百万円」とか「自分はこれらに全財産をかけています」というのは無いのです。それは規則でそうなっているのかも知れません。

とにかく「人ごと」であることは確かです。

おまけに、「これらの銘柄はとてもリスクが高いので、失ってもいい程度に投資しましょう」とか、勧めているのか、止めているのかよくわかりません。

専門用語とか、タイムリーな話題とかちりばめられていて、体裁はいいですが、「役に立つ真の情報とは言えないな」とかねてから感じていました。

3 米国株ではブログはとても役に立つ。

 マネー雑誌でも、米国株のページはほんの数ページです。しかも実戦的であったり、掘り下げたものではありません。

そんな中で昨年自分が米国株投資を始めるにあたって出会ったのがこのブログ村なのです。

勉強としては、体系だってきちんと勉強するのもいい方法です。

でも、散文的にいろんな方の実践例を見るのもとにかく役に立ちました。

投資に役立つという点ではもちろんブログの完成度も大切なのでしょうが、「

いろんな方の知識や経験にふれる」ということが大きかったと思っています。

4 自分と同じ素人投資家のブログなので共感できる。

 投資については、プロでない方の方がイメージできやすい利点があります。「すごいな」と思う反面、「この人も仕事のほかに投資をしている素人投資家なんだ」という点が自分を励まします。

投資の孤独から解放してくれるのが、一番のメリットだと思います。

5 ちょっとわかったつもりで選り好みしたのが大いに悔やまれる。

 いろんな形があっていいはずなのに、そしてスタイルが違っても学ぶ点は多いはずなのに。

 どうしても、自分が志向する方向のブログばかりを読むようになってしまうのです。

当時は私は高配当株を志向していました。だから、アマゾンとか出てくると、「必要ないな」と読みもしなかったのです。今から考えると惜しいことをしました。

また、単純な方法こそ奥が深いことも知りませんでした。だから、シンプルな投資を実践している方のブログをきちんと読まなかったです。

今では、スタイルの違いは、順位としては低いです。

その人がどれだけ投資に真剣に向き合っているか、そしてその学習を共有しようとしているかが大切だと考えています。

6 ブログを自分で書くことで得られるメリットも大きい。

 4日以上日記が続かなかった自分が1年ブログが続いたことは驚きです。

「自分で書くことでわかる」ことも多いです。「他の人の厳しい目で見てもらうことで、思考が深くなる意味もあります。

 まだブログを書いていない方はぜひ書かれることをお勧めします。

 素晴らしい表現力を持っている方も、たどたどしい方もいます。いろいろ混じっているのが、素人ブログのいいところだと思います。

7 投資の優劣は投資合理性だけでは説明できない。

 私たち人間は、感情がありますから、AIのように最短の合理性を選ぶことはできません。配当をもらわない方が合理性はあったとしても、毎年4回配当をもらうのは嬉しいものです。

 収入を実感できることで精神的な充実は計り知れません。

 だから、投資の果実をどういう形で得るかは、個人個人によって違うと思います。

8 投資スタイルの違いは大きな問題ではない。

 特に米国株の場合は、「配当再投資」とか「高成長」とか「インデックス」とかいろんな側面があってそれぞれが成立します。

だから投資スタイルを問題にするよりも、その方のそれに対するアプローチの仕方、実際の投資の仕方を学ぶことが大切だと思っています。

9 その人なりの投資姿勢は尊重すべきだと思う。

 お互い素人ですから、大事なのは、「こんなことがあるよ」「この投資ではここに問題があるよ」という指摘は大切だと思うのです。

しかし、その方の投資方針まで否定するのは行き過ぎだと思います。

基本的にはお互いそれぞれが独立した、「投資家」ですからそれぞれがしっかり納得いく成果を上げれば十分だと思うのです。

投資で一番怖いのは「読み落とし」です。大事な要因を、知らなかったり、忘れてしまったりはよくあることです。それを防げるだけでも大変な効用だと感じます。

またまた下手な文章でまとまりもなく長くなりました。

それでは皆様のよい投資を!

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仮想通貨からわかる円、ドルの危険性。通貨は資産の保有には適切ではない。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月24日(日)クリスマスイブ記

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メリークリスマス、(仏教徒だけど、イエス様は本当に尊敬しています。)

さてここまで無事に過ごせたことを感謝しています。

今年は順調だった米国株は来年はどうか。

さすがに波もなくこのまま上昇し続けるとは考えていません。株価も決算の元になる業績もかさ上げされて基準が高くなったからです。

だから来年は、いいように考えれば「買場が多い」、悪く言えば、「上下の振幅が大きい」と予想します。

その分投資家のリテラシーと信念が要求されることと思います。

今年以上にしっかり勉強して、そして実行もしっかりしたいです。

やっとスタートラインに立てた感じでいます。

仮想通貨の暴落は成長のためには必要と思う。

私の投資の感覚を呼び戻してくれたのが夏から勉強している仮想通貨です。仮想通貨への投資は大した額ではないし、利益も知れています。しかし、とても勉強になりました。

仮想通貨が金曜夜には大幅下落しました。すぐに戻したのですが、日経新聞はじめメディアには大きな出来事として取り上げられていました。

先物上場したCMEなどではサーキットブレーカーも発動したそうです。

ウクライナの取引所がハッキングを受けた影響とも言われています。

現在も軟調です。

しかしこうやって、押しが入ることで、「年末と年始の大暴落」は避けられた感じがします。(あくまで感じ)税金の関係で利確が入りやすく軟調だとは思いますが。(安値圏では主要通貨は買う予定です。)

余りにも上昇がきつかったので、何もないままだと、信じられない大暴落が起こる可能性もありました。

指標がない投資対象ですから、「冷静になる時間を与える」意味でも、調整が時々入ることは、成長のためには必要です。

 

仮想通貨でわかった現実通貨の怖さ。

多くの人が「仮想通貨はわからないし怖い」と言います。その通りだと思います。何の保証もないですから。

でも、過去の通貨の歴史の中では、「金貨や銀貨から紙のお金」への変化が一番大きなショックだったと思います。何しろ、ただの紙切れですから。

戦前までは金本位制をどうするかということがわが国でも大きな問題でした。

金の裏付けがあるかどうかということが大きな分かれ目だったのです。(世界的にはニクソンショックで金の裏付けは終わる)

そして裏付けが無くなってからの紙幣はともすると乱発されています。現在もそのただなかにあります。

何の裏付けもない円やドルについて私たちは無防備でありすぎるのではないかという気持ちになりました。

株式投資についても、基準は円とかドルに対して、「リスクをとった行動」とされています。円やドルを保有することは「リスクがない」ことが前提になっているようです。

発行上限が決まったビットコインが登場して、無価値から2万ドル近くまで価値が上昇したことで、(今は150万円ほどですが)私たちは現実通貨の危険性に気づきました。

仮想通貨に対してのドル安、円安

何の裏付けもない仮想通貨がこれだけ上昇したということは、反対から見れば、現実通貨の下落と言えます。

紙幣が「発行上限がなくいくらでも低コストで刷れる」ということは、価値もまた下落するということです。

普段は、ドルも円もユーロも刷りまくるのでつり合いがとれてなかなかそのことに気づきません。

今回のようにビットコインという競争相手が出てきたことで通貨の意味がよくわかります。

つまりビットコインのように「実体がなく」「大して性能がよくなく」「使い勝手も悪い」「何の保証もない」ものでも人々は信頼し、大切な円やドルと交換したのです。(ただし信頼は揺れ動き簡単に手放すけど)

と考えれば「いわんや株式をや」です。そう考えると吹っ切れます。

私たちが毎日「株が上がったの下がったの」と一喜一憂していますがその相手はその頼りない円やドルなのです。

実体を持つのは通貨ではなく、人々とその活動ではないか。

通貨はただ便宜的に、人々の経済活動や資産をつないでいるだけではないか。と考えるようになりました。

政府や中央銀行は、自分たちの政策が円滑に進むように予算を拡大し、そのために通貨も刷り増しします。それはそれでいいのですが、通貨は資産保有の手段としては適切ではない。という思いです。

私もまだ投資がすすんでなくて現実通貨で多くを所有しています。この危険性に気づいたので、75%くらいまでの投資を順次進めていくつもりです。(あせりは禁物だけど)

今高橋是清さんの政策を勉強しています。軍部が力を持ち軍国主義になっていく過程です。今まで何にも知りませんでしたから。

いつものようにまとまりのない記事で恐縮です。

それでは皆様のよい投資を!

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米国株投資の最大の目的はインフレ対策。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月23日(祝日)記

昨年の10月から始めた米国株投資ですが、もう一回その本来の目的を考えてみました。

目的1 米国株で配当収入を得ること。→必要なくなった。 

年金が月10万円と少ないので、配当が高い米国株に投資してその収入で足りない部分を補うつもりでした。

その目的に合うのは、収入が安定していて配当性向が高いデフェンシブ銘柄です。ということで、当初はそういった銘柄を中心に投資しました。いまでも保有しています。

実際にリタイアしてみて案外お金がかからないことが分かった。

3月にリタイアしました。数か月でわかったのは「そんなにお金はかからないな」ということです。年金の10万に少しプラスすれば大丈夫なようです。そうすると、米国株の配当は円に換える必要は無くなります。そのまま再投資ということになります。

そうなると高配当である必要もなくなります。

配当を中心とした銘柄選びである必要はなくなったのです。

インデックスETFが有力候補になる。VTI、VOO、IVV、VT、DIA

そうなると配当が3%を越えないという理由で、対象外だったインデックスが俄然有力候補になります。また、配当の低いかナシのハイテクへの投資可能になります。

当初と形は変わってしまいましたが、でもいい勉強になりました。

目的2 将来のインフレに備える。→最大の目的になった。

これから10年以内に日本でインフレが発生する確率は高いと見ています。20年以内となるとほぼ100%だと見ます。

理由はいくつかあります。

(1)政府がそれを望んでいること。

 米国の共和党は、基本的に「小さな政府」志向です。特に「ティーパーティー」のグループはその傾向が顕著です。一方民主党は「大きな政府」志向。

 ところが日本を見てみると、現与党を初め、野党にも「小さな政府」志向の政党は見当たりません。

 現在の安倍政権も「相当に面倒見のいい」「ウイングの広い」政策をもち多くのニーズをカバーしています。選挙でも大きな支持を得ています。

 多少の味付けは代わっても、基本的にはこの傾向は今後も続くと思います。

 政府の役割は大きくなり、支出もそれに伴いどんどん増大します。インフレはその問題を一気に解消します。

 さらに政府・日銀はその方針を何も隠さず明確に示してくれています。いわゆる「2%の物価目標」というやつです。

2012年暮れに第2次安倍内閣が発足したとき、安倍総理は「円安にする」と国際ルールを破ってまで明白に宣言し、そして実行しました。

 結果、円安が進み、その2倍の大きさで日本株も上昇し、宣言を素直に受けとって行動した人に大きな富をもたらしました。

 今度も同じだと見ています。

「インフレにするから、現金とか持っていると目減りするよー、株とかに投資しなさいよー」と言ってます。(さすがに米国株へとは言ってませんが)

とにかくここは行動が大切です。

(2)そうなるしか道はないと思える。

 「市場経済」というのがあります。需要と供給の量によりうまく価格のバランスが取れるという考えで中学校の教科書にも載っています。

 株式市場もその考えでうまく価格が決まっています。

しかし日本の市場がうまく機能しているとは思えません。例えば、米国債券市場は巨大でさらに10年国債の金利は大きな影響力と指標になっています。0.1%の動きでも私たちも気になります。

でも日本の長期金利は日銀の政策によりほぼ0%に張り付いています。それはそれで意義があることなのでしょうが、金利が動くことで微妙な体温がわかるといった機能は失われています。

株式市場でもまた不動産リートでも日銀の存在は大きなものです。

日銀が金利や株価をコントロールしていることは、「純粋な意味での市場経済」からは逸脱しているといえます。

また日銀総裁が神でない以上、すべての問題に対応することは不可能です。特に

(1)金融緩和からの出口をどうするのか?

(2)2年後くらいに来ると思える次のリセッションにはどう対応するのか?

についての適切な方法はないように思えます。(あるのかも知れないが少なくとも発表はされていない)

私が予想する、次のリセッション時の対策は、需要を生み出すために、「50年国債、100年国債、無期限国債など実質的にはどれでも同じ」を発行して大きな政府支出をすることです。

いわゆる「ヘリマネ」と言われている政策です。これしかないように思えます。とにかく仕事を生み出し雇用を守ることが国家の最優先事項だからです。

以前も書きましたが、私はこの政策に反対しているわけではありません。ただし必然的にインフレは起こるのでそのことの対策は必要だと思うのです。

シニアの私の場合は、もう対策する能力が無くなっている頃にこの波をかぶる可能性が高いです。

米国株投資は、特にインデックス投資は、現在考え得るベストのインフレ対策ととらえています。

米国のインフレも進みますが長期的には株式がインフレを上回ってきました。

来年はこの方針で投資をしっかりするつもりです。シニアですから、ムショクさんのように100%投資とはいきませんが、75%くらいの投資は大丈夫と思っています。

以上です。自己中心的でつまらない記事でした。きちんとまとめて自分に言い聞かせるつもりで書きました。皆様の何かの参考になればなお幸です。

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(米企業)減税で儲かりそうだから給料上げるわ。(日本企業)将来のためにため込んどくわ。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月22日(金)記

今日の日経ニュースによると米国の複数の企業が減税で儲かる分を先取りして、クリスマスプレゼントや給料を上げるのに使うとあります。

ATT、コムキャストが1000ドル配るそうです。ウエルズファーゴは賃上げするそうです

その額は、減税の恩恵に比べれば小さなものでしょう。しかし、大統領の署名もまだなのに発表するあたりはさすが米企業と感心します。

さらに巨額の資金が自社株買いや投資に回るだろうとあります。これは株主や、米経済を潤すことになります。

「結局は金持ち優遇」との批判もあるようですが、米株に投資している側からすると歓迎です。お金が回って好景気の寿命を長引かせることでしょう。(自動車ローンとか住宅ローンとか息切れしそうにも見えますから)

しこたまため込む残念な日本企業

法人税率を下げたのは日本も同じです。それによって恩恵を受けた日本企業は、400兆円ともいわれる留保を抱えています。

米国の「入る見込みのお金」と違って「現実にため込まれた現ナマ」です。

プレゼントしたという話も、株主に配ったという話も聞きません。(中にはあるかも)

日本企業の配当性向も30%くらいで横並びしています。

日本の企業は何に備えているのでしょうか?不思議です。

書店には、「日本株爆発3万円」とかの雑誌が並びますが「長期的な魅力」は今ひとつの感があります。真っ先に株主に報いる土壌がまだないようですから。

日本に住んで米国株投資が最強の組み合わせに見える。

ビッグマックの値段は日本が380円で米国5.3ドル600円と比べるとずいぶん安くなっています。(全く同じものかどうかはわからないけど)

日本はモノやサービスが安くて暮らしやすい国と言えます。ハンバーガーだけで暮らすわけではないけどおおむね安いと思う。

だから米国に住みたいと思う人は案外少ないでしょう。

先進国なのに物価が安くて(政府・日銀は躍起になってあげようとしているが)住みやすい日本で暮らして、米国に投資するのは最強の組み合わせに思えます。

まとめ

日本企業のこの体質が変わらないとすると、民間の投資や消費活性化に任せておけない政府はせっせと大規模な公共投資などの支出をし続けなければならず、結果としては財政悪化と弱体化を招きます。

日銀は0%金利でアクセルを吹かせ続けていますが、日本の体質が変わらない限り効果は薄いように感じます。

さらにことあるごとに衣の隙間から「増税」の鎧が見えますから安心して消費を楽しむムードは生まれにくいと考えます。

米国株投資家としては、自分たちの投資行動が正しいことを確認する出来事でした。

以上です。米国株は素直に好感しているようですね。それでは皆様の良い投資を!

追伸 昨日の記事で、米国の長短金利の差が接近すると危険なサインとしました。

私は、10年国債とFF金利を比べましたが、正しくは短期国債との金利差を見ないと正確ではないですよね。

正確な数字で検証されるユキマツさんの今日のブログにちょうどその内容が記されていました。米国債 長短金利差 <2017.12.22> - ユキマツの「長期投資のタイミング」

この記事にすべてが書いてありますのでご覧ください。定期的に検証されるようですから指標としてとても助かります。

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(米企業)減税で儲かりそうだから給料上げるわ。(日本企業)将来のためにため込んどくわ。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月22日(金)記

今日の日経ニュースによると米国の複数の企業が減税で儲かる分を先取りして、クリスマスプレゼントや給料を上げるのに使うとあります。

ATT、コムキャストが1000ドル配るそうです。ウエルズファーゴは賃上げするそうです

その額は、減税の恩恵に比べれば小さなものでしょう。しかし、大統領の署名もまだなのに発表するあたりはさすが米企業と感心します。

さらに巨額の資金が自社株買いや投資に回るだろうとあります。これは株主や、米経済を潤すことになります。

「結局は金持ち優遇」との批判もあるようですが、米株に投資している側からすると歓迎です。お金が回って好景気の寿命を長引かせることでしょう。(自動車ローンとか住宅ローンとか息切れしそうにも見えますから)

しこたまため込む残念な日本企業

法人税率を下げたのは日本も同じです。それによって恩恵を受けた日本企業は、400兆円ともいわれる留保を抱えています。

米国の「入る見込みのお金」と違って「現実にため込まれた現ナマ」です。

プレゼントしたという話も、株主に配ったという話も聞きません。(中にはあるかも)

日本企業の配当性向も30%くらいで横並びしています。

日本の企業は何に備えているのでしょうか?不思議です。

書店には、「日本株爆発3万円」とかの雑誌が並びますが「長期的な魅力」は今ひとつの感があります。真っ先に株主に報いる土壌がまだないようですから。

日本に住んで米国株投資が最強の組み合わせに見える。

ビッグマックの値段は日本が380円で米国5.3ドル600円と比べるとずいぶん安くなっています。(全く同じものかどうかはわからないけど)

日本はモノやサービスが安くて暮らしやすい国と言えます。ハンバーガーだけで暮らすわけではないけどおおむね安いと思う。

だから米国に住みたいと思う人は案外少ないでしょう。

先進国なのに物価が安くて(政府・日銀は躍起になってあげようとしているが)住みやすい日本で暮らして、米国に投資するのは最強の組み合わせに思えます。

まとめ

日本企業のこの体質が変わらないとすると、民間の投資や消費活性化に任せておけない政府はせっせと大規模な公共投資などの支出をし続けなければならず、結果としては財政悪化と弱体化を招きます。

日銀は0%金利でアクセルを吹かせ続けていますが、日本の体質が変わらない限り効果は薄いように感じます。

さらにことあるごとに衣の隙間から「増税」の鎧が見えますから安心して消費を楽しむムードは生まれにくいと考えます。

米国株投資家としては、自分たちの投資行動が正しいことを確認する出来事でした。

以上です。米国株は素直に好感しているようですね。それでは皆様の良い投資を!

追伸 昨日の記事で、米国の長短金利の差が接近すると危険なサインとしました。

私は、10年国債とFF金利を比べましたが、正しくは短期国債との金利差を見ないと正確ではないですよね。

正確な数字で検証されるユキマツさんの今日のブログにちょうどその内容が記されていました。米国債 長短金利差 <2017.12.22> - ユキマツの「長期投資のタイミング」

この記事にすべてが書いてありますのでご覧ください。定期的に検証されるようですから指標としてとても助かります。

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来年の米国株は不安定さは避けられないか。

米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月21日(木)記

今日は母親が障子が破れているので、年内に張替がしたいというので、一緒にやりました。慣れないことなので手間取りましたが何とか貼りました。丈夫なのがいいというので、「4倍強」というのを買ったのですが、強いだけあってごわごわしていて厚く作業は大変でした。どちらもいいということはないようです。

アルトコインは日本発でバブルが形成されている。

アルトコイン(ビットコイン以外)の爆上げが続いています。ここまでどれでも上げてくると、もう大幅下落は避けられない情勢になってきました。あとは時期の問題だけです。(何の根拠もありませんが)

これから買われる方は、リスクを意識される必要があると思います。つまり

1 研究対象、勉強として少額購入、損益は関係なし。

2 短期投資で利ザヤを狙う。

3 少額の長期投資で、当面の下落は気にしない。

それ以外の投資は相当なリスクがあると考えます。(私見です)

また長期投資予定でも大幅下落で精神的ダメージを受ける可能性があります。私もここに入ります。

フェアにするために私の立場を書きます。

私はできればもっとしっかり投資したかったのですが、し損ないました。大幅上昇でビビッて買いをストップしています。御三家(ビットコイン、イーサ、ビットコインキャッシュについては、下落しても半値くらいでとどまると見てこのまま保有の方針です。

ほんの少額のネムとリスク(通貨名)があります。こちらは利確したいのですが、税金申告との兼ね合いで迷っています。つまり、年内にするか1月1日にするかという選択です。

実体のない投資対象はバブル化は必然のようです。

もっとゆっくりした値動きがよかったのですが11月末からは、動きが急になりました。これだけ上昇の角度がきついと下りもまたそうなるでしょう。

今後の米国株の動きとその対応

毎日読んで参考にさせてもらっているどにゃるどさんのブログにちょうど来年の見通しについての記事がありました。的確な記事です。ポートフォリオマネージャーは、今後の市場に弱気だとか: どにゃるど流 米国株ポートフォリオでアーリーリタイア

減税案が通過して次のテーマは何だろう?

大きな目標が達成された後、特に悪い材料がなくても相場が方向感を失うのはよくあることです。ちょうど今の米国株の立場だと思います。

今年は投資も順調でしかもクリスマスウイークで、貪欲さを欠いています。利確に押されやすい地合いだと見ます。

救いは減税法案が通過したことで、企業の利確は抑えられると予想されることです。

来年の米国株の懸念材料

私自身は米国の経済成長については心配していません。次期FRB議長も穏健派に決まったし、このまま現実の経済成長も、また株価も上昇トレンドだと見ています。

しかし反面とても揺れやすい状況が続くのではないかと思います。どにゃるどさんの記事にもありましたが、ここまで上げてくると高値を心配する高値恐怖症の投資家の割合はどんどん増えています。かれらは何かのきっかけで利確をしますから、そのたびに株価は予想以上の振幅になると思います。

株価は需給やムードに大きく影響されますから、来年は少しの悪材料で大きく揺さぶられる展開を予想します。出てくる悪材料としては、地政学的リスクは別にして

1 長期金利動向。FRBが利上げしても、長期金利が上昇せずにFF金利と接近する。

現在はFF金利が1.25~1.50%、長期金利が2.497%で差は1%ほど。この接近は要注意です。FRBの一挙手一投足で、株価が上下する、あるいは買われるセクターが目まぐるしく変わる展開だと思います。

2 企業業績のコンセンサスの目標数値が高い。

 今までの好調な決算を受けて目標値が高く設定されています。決算で、少しでも期待外れなら直ちに売られる公算が高いと思います。特に、伸びが大きかったハイテク株にこのリスクが高いと感じます。(その割にはこのたび結構ハイテクを仕込みました)

結論(個人的な予想です)

引き続き順調な米国経済と、高値恐怖症との綱引きで大きく揺れ動くと思っています。

自分の対策は

今年の決算は引き続き順調だと思うので、来年の3月、4月で、できるだけシンプルに整理しようと予定しています。

1 インデックスに置き換えても差しつかえないもの・・・インデックスに置き換え。

2 長期的に投資しているもの。・・・保有。

3 デフェンシブで下落に耐性があるもの・・・保有。

具体的選別はまだこれからです。

以上です。それではみなさまのよい投資を!

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大幅減税決定の米国、一方日本は・・・

米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月17日(日)記

米国減税が今週決まりそうです。

米国減税案の内容 (日経新聞)

<企業>

1 法人税35%→21%の大幅減税。

地方税を合わせると カルフォルニア州の場合で21%+6.98%=27.98%

2 海外子会社からの配当課税廃止。(全世界課税方式の廃止)

3 海外資産には1度だけ8~15.5%課税。→本国還流が容易に。・・・ドル高要因。

 減税規模は10年で6538億ドル。

<個人>

1 最高税率が39.6%→37% 金持ち優遇との批判アリ。

2 遺産税(相続税)減税

 減税規模 10年で1兆1266億ドル。

結果 財政赤字は10年で1兆ドル増える見込み。双子の赤字が懸念される。

感想 

企業だけでなく個人の減税が巨額です。これにより今回の景気回復は息の長いものになりそうです。 

米国企業の世界進出を後押ししています。すべての米国企業が恩恵を受けます。

株価への影響はプラスですが、すでに織り込んでいることもあり、可決成立→売りとなる可能性も大です。全体としては、しばらく様子を見た方が無難だと思います。好材料出尽くしというのはよくある話です。

無茶苦茶な大統領ですが、大きな成果を今年最後に成し遂げたことになります。

米国国内企業への恩典はもちろんのこと、今まで海外でせこく節税して海外にため込んできたハイテクや薬品も、無理する必要がなくなりリスクが減ったといえます。

日本は史上最高の大型予算だが増税もあり

一方の日本は過去最大の予算案を組みました。しかし、個別にみると、850万以上の所得者に対する増税を初め、負担増も多くマイナスが懸念されます。

以前も記事にしましたが、私が指摘したいのは

(1)97.7兆円という巨大な予算→予算が縮小しているわけではない。

(2)900億円の増税とかちらほら入り方向性が見えにくい。

偉い人にはわかるのでしょうが、庶民には政府がどうしたいのかがわかりません。今は金持ち優遇とかの批判を受けても、デフレ脱出に向けて消費を増やすべきでは。

米国とは全く似ていない。

米国が方向がはっきりしているのに比べて、日本は「社会民主的」傾向が強いようです。

米国の共和党のような政党が日本にはないのも不思議です。

自民党が幅広くカバーしているから付け入るスキがないのかもしれません。

既得権者の権利を必要以上に守っている。

医療費等の改訂案が示されていました。問題なのは、私もシニアの一人ですが

高齢者の窓口負担が1割のままであることです。

75歳以上の高齢者は年間1人当たり93万円の医療費がかかるそうです。一方65歳未満は18万円。

なのに、窓口負担は75歳以上だけが1割負担です。

与党支持層に配慮したとしか思えません。若い方には納得がいかないままでしょう。

知り合いの75歳以上の方と話すと「漢方薬なんか医者でもらう方がよっぽど安い。薬局で買うのは高くつく」と言ってます。

ここは一律3割負担で問題ないと思います。払うのが大変な人についてはきちんと対応すれば済む話です。一律1割にする適正な理由がありません。

年末で人手不足なのに働けない、矛盾

いわゆる103万円、130万円の壁というのがあります。

103万円で扶養がなくなり、130万円で社会保険加入の義務です。

来年から金額が変わるそうです。今でも厳密には、段階的らしいですが、普通の人は、「103万円は絶対越えたくない壁です」「130万円の壁」はもっときついです。

制度が労働力不足を助長しています。皮肉にも人件費が上がったために、限度が早く来てしまうとらしいです。

今時「専業主婦優遇」とか、どれだけ時代遅れなんだと感じますが、残念ながらこれが現実です。

需要がせっかくあるのに、人手不足で供給できない、私たちもサービスが得られなくて困るというのは、人災としか言いようがありません。

長期的には日本は投資には向かないかもしれない。

日本に住んでいるので気づかないですが、外から投資するとしたら、こういうちぐはぐな面は気になるでしょう。

好調な米国が企業も個人も大幅減税で、まだ非常事態中の日本がまばらに増税では日本への投資は気が引けます。さらに2年後には消費増税という関門が待ち構えています。

バリエーションから見ると、米国が割高で日本が適正ですが、これらを含めると、割安だからと言って日本に投資するのはリスクが高い気がします。むしろ割高と言われる米国の方が、下落してもリカバリーが早いように感じます。

以上勝手なことを書きました。ここまで読んでいただいてありがとうございます。今週の米国株には引き続き注目です。投資したハイテクが、新興も含めて伸びてくれると嬉しいのですが。

皆様のよい投資を!

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楽天全世界と楽天全米はやはり楽そうだ。

米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月16日(土)記 相変わらず寒い

今年も半月を切りましたが、米国株は好調のうちに終わりそうですね。新規にインすべきかどうか悩ましいところですね。

1 VTバンガード全世界インデックスETFとその日本版の楽天V全世界

 恒例のたぱぞうさんのブログを見ていたら、バンガード社の人は「VT押し」という記事がありました。VTについては、好みが分かれています。

<賛成派>

世界中にこれ一本で投資できるなんてすばらしい。

<反対派>

米国だけの方がパフォーマンスがいい。VTは流動性が少ない。

数値を見てみると Yahoo Finance

  12,16 株価 配当 年経費 YTDreturn 時価総額 AveVo
VT 全世界 73.87 2.08 0.11 22.53 14.15 785735
VTI 全米 137.53 1.76 0.04 19.82 656.96 2168057

意外にも配当、YTDリターンはVTの方が少しですがいいです。経費は、VTIがムチャ安なので差がついていますが、VTも合格です。

時価総額や流動性は比較になりませんが、一度に数千万円、数億円と取引するのでなければ問題ないと思います。

<シニアとしての感想>

バンガード社の方の意見ではVTは新興国が取り込めるからいいということでした。若い方の場合は、こういうワンセットものはあまり魅力を感じないのではないでしょうか。新興国なら、VWOとかEEMとかあるし、楽天からも先ごろ出しました。いろいろ組み合させて保有する方が楽しそうです。勉強にもなります。

でも年寄りにはシンプルな方がいいですから、一本で済むVTは有力です。そんなにパフォーマンスが悪くもなさそうです。ついでにチャートを比較して買い時かどうかを探りたいと思います。

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VTにも半分は米国が入っているのでさすがに似ています。どちらもRSI70付近と勢いがいいです。安いとは言えませんが一気に仕入れるのでなければ問題ないと思います。

ドルは出来れば個別株とか、セクターETFとか高配当や連続増配ETFを買いたいので、取っておいて、楽天で日本円からの投資で行きたいです。そうすると、このチャートとは別にドル円も関係します。

0.12%手数料がかかるそうですが、為替手数料や配当再投資の手間を考えると問題ないと思います。

これから私は年とともにVTの比率が多めになると思います。

2 ハイテク動向 回復軌道入りへ

12,16 株価 増減 直近高値 増減%
S&P 2675.8 23.8 0.9 2665 0.41
DOW 24652 143.08 0.58 24500 0.62
NASDAQ 6936.6 80.06 1.17 6910 0.38
VGT 166.46 1.89 1.15 168 -0.92
MSFT 86.85 2.16 2.55 85 2.18
V 113.82 0.9 0.8 113.5 0.28
GOOGL 1072 14.53 1 1080 -0.74
FB 180.18 1.79 1 183.5 -1.81
AAPL 172.22 -0.05 1.37 175.93 -2.11
AMZN 1179.1 4.88 0.42 1210 -2.55
NVDA 191.56 5.09 2.73 217 -11.72
CGNX 60.97 0.08 0.13 72.6 -16.02

ナスダックやVGTがS&Pの上げを上回りました。ばらつきはあるものの大手からハイテクも回復軌道が鮮明です。中でもマイクロソフトは勢いがいいです。VGTと迷うところです。中短期ならMSFTの方がパフォーマンスが良さそうです。

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上昇幅は大きいですが、ハイテク下落のあおりを受けて、RSIは66と過熱感はS&Pの73やダウの77より低いです。海外戻し税の恩恵もアップルに次いで多額で、中短期的には株価はまだ伸びそうです。(個人の見方です)PEも24と割高感は薄いです。

NVDAが2.73%高と反発しました。これから徐々に戻す展開だと思います。

CGNXは一応下げ止まりましたが、まだわかりません。

一連のハイテク売りも一段落です。

NVDA、VGTの買い増しを考えていますが、MSFTも手堅いので迷うところです。とがったハイテクはずいぶん仕込んだので、VやMSFTも魅力的です。Vはかなり買いました。

年内に買い増しするかどうかをこの週末に考えます。来年の春くらいまではとがった銘柄でも大丈夫と思っています。

いつもながらまとまらない記事をお読みいただきありがとうございます。

それでは皆様のよい投資を!

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バンガード米国高配当株ETFのVYMはどうか?NVDAがいったん下げ止まる。リップルが3日で3倍になる。

米国株投資家の皆さんこんにちは、チンギスハンです。

2017年12月15日(金)

1 米国高配当株ETFのVYMはどうなの?

 昨日レポートした、米国10年超連続増配株ETFのVIGは有力と書きましたが、同じくバンガードで、米国高配当株ETFのVYMも人気があります。ETFに詳しいたぱぞうさんに記事があります。VYMはVYMは安定の高配当米国ETF!配当再投資で堅実な資産形成ができる! - たぱぞうの米国株投資

私なりにまとめました。YTDリターンはYahoo Financeより 12/15

  12,15 株価 配当 年経費 1年 上昇率 半年前 上昇率 YTDreturn
VTI 全米株式 136.3 1.76 0.04 116.8 16.75 125.6 8.53 19.82
VOO S&P500 244.1 1.84 0.04 207.9 17.41 224.3 8.83 20.23
DIA ダウ連動 245.6 1.95 0.17 198.2 23.91 213.8 14.84 25.44
VT 全世界株式 73.85 2.08 0.11 61.7 19.69 68.21 8.27 22.53
VYM 米高配当 85.39 2.85 0.08 76.66 11.39 79.53 7.37 14.71
VIG 10年連続増配 100.8 1.93 0.08 86.43 16.64 94.4 6.79 20.49
VGT 米ハイテク 164.6 0.98 0.1 122.7 34.13 142.1 15.8 36.94

(1)ダウ以外では、今年について言えばVTI、VOO、VT、VIGは大きな差はないように見えます。VYMが少し低くなっていますが、期間の取り方で変わるので、5年タームではほとんど同じです。ハイテクは今年好調だった。

(2)VYMの高配当をどうとらえるか。

 メリットと考える。・・・配当収入の当てになる。→有力

 デメリットと考える・・・税も取られるし、再投資の手間もかかる。→他がいい。

<結論>下落相場に強いのはVYMとVIGともに性質として持っていると思う。

自分の場合は再投資するのは手間なので配当が少ないVIGの方が適していると思います。あと、VTIは楽天全米株式を使えば再投資の必要がない。

2 NVDAがいったん下げ止まる。ハイテクの状況。

 NVDAが一旦下げ止まりました。ただし今後はまだわかりません。新興ハイテクは、CGNX、AMBAとか下げ幅が大きいです。大手については引き続き安定しているようです。緑がインデックス、青が大手、

12,15 株価 増減 直近高値 増減%
S&P 2652.01 -10.84 -0.41 2665 -0.49
DOW 24508.66 -76.77 -0.31 24500 0.04
NASDAQ 6856.53 -19.27 -0.28 6910 -0.77
VGT 164.57 -0.15 -0.09 168 -2.04
MSFT 84.69 -0.66 -0.77 85 -0.36
V 112.92 -0.39 -0.34 113.5 -0.51
GOOGL 1057.47 6.08 1.58 1080 -2.09
AAPL 172.22 -0.05 -0.03 175.93 -2.11
FB 178.39 0.09 0.05 183.5 -2.78
AMZN 1174.26 10.13 0.87 1210 -2.95
NVDA 186.47 0.29 0.16 217 -14.07
CGNX 60.89 -1.77 -2.82 72.6 -16.13

大手ハイテクは小幅な値動きでした。プラスも多いです。安定軌道です。

懸念のNVDAは一旦下げ止まりましたが、まだわかりません。一旦利確したい投資家がまだいるようです。

新興のCGNXなどは大幅な下落になりました。1日チャートでもずるずる下げており、さらなる下落を示唆しています。予想PERは44とバリエーション的には割安感はありません。

3 アルトコインのリップルが急上昇。

日本人にも人気のあるリップルがこの3日で3倍と急上昇しています。30円から95円になりました。(現時点では85円)

同じく日本人が好きなNEMも1週間で2倍の高騰をしています。30円→60円。

共通しているのは、①日本人好みであること、日本の世界シェアがNO1②単価が安いことです。ビットコインは200万ほどしますから、30円とかの方が買いやすく感じるのです。

「新規参入者は安いコインが好き」と言われています。今まではそれで、「安物買いの銭失い」になることも多かったのですが、今回はズバリ当たりだったようです。

4 ビットコインは先物上場で価格が安定した。投資対象になるかも。

 今月10日にシカゴオプション取引所に上場したビットコイン先物ですが、上場前の大幅な乱高下(一日に30万くらい上下していた)がなくなり190万~198万くらいで安定推移しています。

先物上場は価格安定に役立ったことになります。18日にはCMEシカゴマーカンタイル取引所でも取引が開始されます。10日には上場前に大幅下落しましたが今回は波乱はないと思われます。

今後、イーサ、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコイン・・・と先物上場が行われるでしょうから、その都度価格が安定していけば将来的には投資対象になるかもしれません。

私は、シニアということもあり、小口の投資(投機)です。あまり増やすつもりもありません。売ると税金もかかるので、上がっても下がってもずっと保有の予定です。

メリットもあった。

仮想通貨はいわば正真正銘の投機です。勉強してそして少し買って、投資との違いを実感できた気がします。

株式投資も、他からは投機と言われることがありますが、全く違うものだということがよくわかりました。そういう意味で小口でやって見られるのはおススメします。(大口は自分の判断でお願いします)

以上です。長い、そしてまとまりのない文章を読んでいただきありがとうございました。

みなさまのよい投資を!

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