チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

コメントをいただきました(2)

 米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月10日

今日の「自己ルールを破ってIBM株を売却」についてコメントをさらにいただきました。ありがとうございます。例によって、はてなブログのコメント返信ができないのでこの場をお借りして、ご紹介とお返事を書きたいと思います。


(米国株初心者さんより)

こんばんは。 6月から米国株に投資を始めたばかりの初心者です。 IBM売却されたとのことで驚きました。 私もIBM保有しているので、現状売りたくなる気持ちはとてもよくわかります。 私は保有する8つの米国個別銘柄は、全て含み損というヘタクソですが、高配当ディフェンシブ銘柄への長期投資なので、長い目で見れば報われるはずと信じて継続保有しています。 ブログ主様の売らないルールは、長期投資の下落局面では有効なルールとして注目しておりましたが、やはり含み損に耐えて保有し続けることの難しさを垣間見た気がします。 ところで、今後も条件次第で売却されるのであれば、売らないルールを公言する必要はないのではないでしょうか。 その時々の状況に応じて、投資判断するのは自然なことですし、売却自体を否定するわけではありません。 ルールとするなら、明確なものでないと運用に耐えませんし、存在意義もないように思います。 ルールというより、なるべく売らない投資方針といった感じでしょうか。 私も目指すところは、なるべく売らずに、なるべく長く持ち続けたい、と思ったいます。言うは易し、ですが。。。 米国株始めたばかりの未熟者の身で失礼な物言いがあれば申し訳ありません。 今後もブログ記事楽しみにしています。

(お返事)
「売らない」と公言しておきながら、勝手に自分でルールを破っているのですからどうしようもないです。

IBMについては買った時からミスを感じていて、すごくストレスになっていたので、思い切りました。

 確かに2Qの決算が良くて値上がりしていればそのまま保有していたでしょうから下落が売却の最大の原因です。

 リスクに弱くなっているのは確かです。年齢かも知れませんし、病気の影響かも知れません。これに対抗できる手段として「売らない」を自己ルールにしてきたのですが、今回限界が来てしまったということです。

 正直なところ、今回の件は例外として「売らない方針」を続けたい気持ちはあります。より大きな含み損が出ている銘柄もあります。(GEとMO)保有で問題ないと思っています。

 今後も売るようなら、「売らない」という方針はウソになりますから変更します。売る場合の条件が明確に決まればそれで行きたいと思います。

 最近ご参加されたとのこと。私も数か月しか違いません。今後も意見を交換できればうれしいです。よろしくお願いします。

 

(HHさんより)

ある意味参考になります。 一般的な投資家心理の指標みたいです。 そろそろ、買ってみようかな。

 コメントありがとうございます。「損切り」した立場ですので、何とも言えません。

以上です。みなさまのよい投資を!

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(元の記事)

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コメントをいただきました。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月10日(木)記

限界がきて自己ルールを破り、IBMを売る。にコメントをいただきました。

とおりがかりさんより。

いつも拝見させていただいています。 今回IBMを売られたとのことですが、今回売った理由は買った時も同じ状況だったように思いますが、本当にそれが理由なのでしょうか? 結局のところ、単にダラダラと下がる株価を見ていることに耐えられなくなったのではないでしょうか? 原因は、買う際の銘柄選定根拠が、事業内容ではなく株価水準の高低になっているからだと思います。 底値で帰ることなどあり得ない以上、このままではこの先遅かれ早かれ全て売らなくてはならなくなるのではないでしょうか? 余計なお世話で失礼しました。

コメントいつもありがとうございます。
全くご指摘の通りです。

私のミスが何度もありました。

f:id:tingisuhan:20170810205324p:plainへー

IBMについては有名な銘柄なので詳しく書かなかったのですが、
(1)バフェット氏が⅓を売却したことが明らかになり大幅下落しました。私は130ドルまで下落するかと予想していましたが、結局150ドル台で踏みとどまりました。バフェット氏の売却理由は、①ライバルが強くIBMが勝ち抜けるとは思えない②経営陣はがんばっているが他により良い投資先がある。

 ここで私は135ドルくらいまでの下落を予想しましたが、そこまで下がらず150ドルほどになりました。・・・へーIBM強いな。少々が業績悪くても、回復を待つファンに支えられているな。・・・このペースでの業績悪は織り込んでいるな・・・2Q決算で少しでも改善の見込みが立てば株価は持ち直すだろう・・・買い 

 全くの「勝手読みです」。バフェット氏が理由もなく売るわけはないのです。業績が当分持ち直さないのを知っていて早目の売却を進めたのです。→これが私の第一のミス

 2Q決算が、1Qに続けて悪かったです。→大幅下落・・・せめて2Qの決算を確認してから買うべきです。→これが2つ目のミス

 下落の後リバウンドもなくそのままずるずる下落。・・・投資家はIBMの業績に期待していて失望売りがやまない。→即座に売却すべきです。・・・何とか保有の道を探る。(ムダなこと)

 ご指摘のように、事業内容で選定すべきです。IBMの事業内容については、このブログの中でも数名の方が詳しくレポートされていました。ワトソンが期待の割には伸びていないこと。クラウドなどは他の有力会社(アマゾン)などに押されていることなど。・・・

 PEが12ほどで配当が4%というのはそうそうあることではないですから、業績がままならないことも織り込んでいるだろうという、勝手な判断が招いたことです。

業績の先行きが不透明な会社は他にもある。

 困ったことに、会社の事業内容や将来の見通しを確信せずに、買ってしまっている銘柄は他にもあります。上がっているのもあれば損が出ているものもあります。

全部清算で来たら楽だとは思う。 

 ご指摘のようにこの際すべての保有株をいったん売却する選択肢もあります。スッキリします。売却益が1万数千ドル出ますが税もかかりません。(申告済みの繰越損失がある)しかしその方法はとらないことにしました。

仕方のないのもあるが、ほとんどは意義があると思う。

 確かにインデックスと比べて、「パッとしないな」と思うのもいくつかあります。しかし、「海外投資を増やす」という第一の目的は達成しています。なるべく残す方向です。今回の売りは例外とするつもりです。

 具体的には将来性がはっきりしない高配当銘柄は、石油株XOM、通信株VZ、機械株GEなどがあります。石油と通信は会社というより、業界の問題です。

 GEはマイナスが出ています。バフェット太郎氏の記事で、あやしい決算ではあります。しかし、やり手のCEOに交代するそうですから今後長期的には変わる可能性もあります。また、シーメンスやUNXユナイテッドテクノロジーなどの強力なライバルはいますが、ジェットエンジンや電力事業はトップレベルの技術と実績があり利益率も高いです。

最後に 
 自分の目的が優先すると、「投資すること」が先走りして、内容吟味がおろそかになります。個別株をちゃんと買っていくには、力量不足だっと感じています。今後は、半分はETFを中心にして組み立てる方針です。個別株でバランスをとる必要はなくなるので、個別株は「どうしても買いたい」銘柄に絞る方針です。

以上です。自分のミスが皆様の参考になれば幸いです。皆様のよい投資を!

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投資強者への道、新規出直し編(5)限界がきて自己ルールを破ってしまいました。

 

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月10日(木)記

今日は報告です。
「売らない」という自己ルールを決めていましたが、限界がきて今回破ってしまいました。

売ったのはIBMです。売値 141.4ドル 15株 買値153.4ドル損失2万円

(買った理由)バリエーション的に安く思えた。予想PE12、配当4%、下落余地も限られていると考えた。

(売った理由)Ⅰ 業績が悪い。
       Ⅱ 将来の業績が良くなる見通しがはっきりしない。
       Ⅲ 株価のさらなる下落余地がある。

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 チャート的にはRSIが29と売り込まれている状態です。底を売ったかもしれませんが、そのまま将来性を確信できないのにそのまま保有するストレスを考えると、損切りも仕方ないと判断しました。今の私の力では保有する忍耐力がありません。

<売らない投資を決めた意味を確認しました> 
もともと売らないルールを自分に課したのは
(1)投資を単純化したい。ストレスを最小化したい。
 単純化によりストレスは大幅に減りました。売買の回数が減りますからミスも減ります。

(2)安易な利益確定を防ぎたい
 利益確定を目的とした売りは今後もしません。

(3)下落時でのろうばい売りを防ぎたい。
 今回のは違うと思っています。

(4)もともと売りは上手ではない。

メリットが多くうまくいっていると思います。今後もこの方針は続けたいです。ただ、今回のように、条件が3つ揃うと売るのも仕方ないと考えています。

他にも、候補はありますが、じっくり調べて、どうしても保有が難しければ売ります。

短いですが、今回は以上です。引き続き新規出直しの勉強を続けています。それでは皆様のよい投資を!

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投資強者への道、新規出直し編(4)買う時期について考えてみる。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月9日(水)記

 暑い中お仕事ご苦労様です。日本の夏が過ごしにくいのは以前から指摘されていましたが、近年拍車がかかっているようです。熱帯地方の高原が年中過ごしやすいと言われていますが日本も高原地帯は見直されるかも知れませんね。

 この記事は、自分を始め投資強者を目指す方のためのものです。前回、投資対象は、S&Pとダウ両方のインデックスを基準にする。というところまででした。

今回は投資の時期と買うタイミングについて考えます。

数学的最適解と、精神的安心感は違う。
 よくあるアンケートに、「五分の一の確率で一千万円もらえるのと、確実に百万円もらえるのとどちらを選ぶ?」というのがあります。さてどうしましょうか。

 数学的には、前者の期待値は200万ですから、後者に明らかに勝ります。しかし、アンケートの結果は、100:0ではないと予想します。多分50:50くらいではないでしょうか。もらえなかった時の残念さが大きいからです。当たらなかった時に、私のような人間は、「あー何で俺は、確実な方を選ばなかったんだ。」と後悔するに決まっています。つまり理論的には正解でも、精神的にダメージがある方法は、人によっては採用できません。私がそうです。

インデックス投資の理論的な最適解はできるだけ早く買う。
 再掲します。S&P5年チャートです。長いスパンでは上昇トレンドです。

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(1)数学的な最適解は早く買う
 私たちの誰もが、将来を見通すことができない以上、バフェット太郎氏も述べておられますが、「買うタイミングを選ぶことに意味はない」といえます。上昇トレンドの場合早めに投資した方が有利です。投資を遅らせて、下がる確率よりも上がる確率の方が高いからです。

(2)普段私たちは大きな動きを感じている。
 遠くから見ると優雅な富士山も、登山者が歩く道はゴツゴツです。登っている最中の登山者は遠くからの富士山は見ないのです。

 同じように、株式投資もほとんどの人が毎日チェックします。とても、5年とか10年のスパンではみません。1%の上下は相当な動きと感じます。

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 同じチャートがゴツゴツ見えてきました。直近安値2410とその前の大との差は1.6%です。その前は1.9%です。長い目で見れば誤差の範囲です。10万円で千数百円の差です。

精神的に楽な方法としては、選択の余地をなくす方法があります。

 毎月決まった日に同額を投資する方法。(ドルコスト法)
 長い上昇トレンドの市場では、有利性が証明されています。一般には、大幅下落時に安値で買うことが大きく成績を上げると説明されています。しかし、精神的に負担が軽いことも大きな長所と思います。
(具体的なやり方)
①毎月どのETFにいくら投資するかを決めます。②毎月の日付を決めます。③NISAなら手数料無料。④円建てなら投信を用いて自動設定も可能。

 自由に購入する方法で自分を納得させるには
 一方、額も時間も自由に投資することにすると、行動しても、しなくても後悔する可能性が高まります。そんな中で自分を納得させる方法としては
(1)25日(50日)移動平均線を割った。
(2)RSIが50以下。
 いわゆる押し目買いになります。しかし上記のように、その差は10万円でうまくやったとして千円ちょっとですから、労力に見合うかは疑問です。経験値の向上には役立ちそうです。自分のように暇人にはいいですが、本業が勝負時の方にはお勧めできません。

まとめ
 その人の事情によるが、毎月の投資が可能なら、インデックスETF+ドルコスト法の組み合わせは強力だ。経験値を積みたいなら、月の中でいつ買うかを自由に決める方法もある。

全く自由に買う方法では、自分を納得させるために自分なりのルールを決める必要がある。

以上です。自分もETFはまだ買っていないので未経験です。どの方法にするか急いで決めます。それではみなさまのよい投資を!

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コメントありがとうございます。

2017年8月8日(火)記
 はてなブログでのコメントへのご返事が難しいため、本文の追伸を利用させていただいておりましたが、紛らわしいので別の記事にすることにしました。

<コメント・ご質問>太郎さん(24)よりいただきました。ありがとうございます
 チンギスハンさん こんにちは。 いつもブログ拝見致しております。 当方、社会人3年目の24歳です。 株式投資の未来、ウォール街のランダムウォーカー、敗者のゲーム等の書籍を読み米国株投資をしようと考えております。 投資を始めるにあたり、S&P500に連動するETFを買い続けるか高配当株5〜10銘柄でポートフォリオを組み配当を再投資するかで悩んでおります。 投資開始金額は120万円、今後は年120万円+αは投資にまわす予定です。 アドバイス等頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。

(ご返事)
 アドバイスというより、私が若返ったらという設定で書かせていただきます。

 文面からすると、どちらか一方への投資という意味でしょうか?

 (1)S&Pインデックス投信へのドルコスト平均法と理解していいでしょうか?
 インデックス投資は有利なことは立証されています。また、ドルコスト法も長期的に上昇する市場では有利なことは実証されていますから、理論的には全く問題ないと思います。NISA口座を使えば月10万円投資するとすると、ピッタリ年120万円はノーコストで買えます。

(2)高配当株の再投資は、シーゲル博士の本にもありますが、私は実行していないので何とも言えません。ただ、この10か月、高配当株を多く買いましたが、保有には相当なストレスを感じました。例えば、今話題になっているタバコ株などです。どうとらえていいのかに迷います。

 個人的には、この方法は簡単に見えるけど、相当投資力や忍耐力に自信がある方でないと、ストレスが強すぎると感じます。社会人3年目というと仕事面でもストレスがかかってくる時期でしょう。S&Pインデックスの定期買いとの精神的負担の比較は、1:5くらいと予想します。

 投資開始資金というのがよくわからないのですが、投資枠が120万円ということなのでしょうか?それとも初めにそれだけ投資する予定という意味でしょうか?

 勝手に解釈して進めますと、120万円は投資すると枠を決めてしまうと、自分を追い込んでしまうので、自由度がなくなると思います。

 120万円の資金枠があり、その中で投資を考えると理解すると、現在はポートフォリオのキャッシュポジションが100%ということになります。私は現金も立派な投資と考えています。そのうちの何%を市場で運用するかを決めることになります。

 このブログの達人の中で、今の高値の中で売って、キャッシュポジションを確保していらっしゃる方を多く見かけます。来るチャンスに備えておられるのでしょう。

 最高値圏にある米国株です。投資するというのを止める理由もないですが、「チャンスだ」とすすめることもできません。方針が未定なら、多くの方がされているように、キャッシュポジション高めで、じっくりとチャンスを待つのが現時点ではベストに思えます。

 経験値を高めるために幅広くチャレンジしてみるのはいいと思います。額は関係ないですから、少額投資で自分のエリアを広げられるのは賛成です。

以上です。あまり答えになっていませんが、現在の自分ではこれが精一杯です。今後もご意見をください。一緒に勉強しましょう!

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投資強者への道、新規出直し編(3)まずは両インデックスを基準に据える。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年8月8日(火)記

<投資強者への道、新規出直し編>の対象者と目的
(対象)まず私自身です。それから、米国株参入日浅の方、これから参入の方、日浅ではないけど参考にしたい方です。
(目的)投資リテラシーを高め、投資強者になること。投資を成功させること。(成功の意味は各自違うと思います。)

現在、米国株投資家の立ち位置によって全然違います。
 米国株は史上最高値の位置にあります。從って、立ち位置によって見える景色が全く違う状況になっています。
(1)投資して数年が経っている方。
 多くの含み益を抱えています。一部の方は、利益を具現化(現金化)されている方も見受けられます。
(2)まだ1年未満の方。私はここに入ります。
 一応利益は出ているが大した額ではない。また投資額も小さい。
(3)最近参入された方、あるいは、これから参入される方。
 収支は若干プラスかトントン。あまりの高値で、追加投資(新規投資)をためらっている状況。

 私が毎日読んで勉強しているこの米国株のブログサイトはレベルが高いです。数年前から先見の明があってしっかり投資された方では、数千万円の利益を出されている方も複数お見受けします。ポートフォリオも納得で、いい刺激と勉強になります。しかし、参考にするには立場がかけ離れすぎていて、取り入れるのが難しそうにも思えます。

 私がこのシリーズを書こうと思ったのは、①参入して日が浅く、②懸命に勉強してきたが、ミスも多い。私のこれまでの10か月の経験が、これから経験値を積もうとしている方の、糧になればと考えたのです。私の苦い経験が、皆様の経験になり、余計な回り道をショートカットして、投資強者への道を一歩でも先に進まれればと強く願っています。私がカッコ悪いミスをさらしても十分に報われます。もちろん私自身も、このブログを書くことにより、より成長して、投資強者になれるよう精進します。

3回目の今回は、投資対象について考えたいと思います。

まずインデックスETFを買うこと。・・・私は買っていませんでした。→ミス
 理由は投資の基準がはっきりせず、自分を甘やかすことになるからです。
(1)S&P500との比較が簡単にできる。
 普通、投資の優劣は米国でならS&P500との比較になります。1株でもETFを保有していれば、例えばヤフーファイナンスのポートフォリオで動きが追えます。自分が個別株を買うとその比較は簡単にできます。時期を分けて買ってその都度、買値を入れて別に登録しておけば、メモ代わりになります。自分は備考のところにその時のドル円レートを入れています。自分が買った個別株がどの位置にあるのかがすぐにわかります。

(2)ダウインデックスも便利だ。
 ご存知のように、ダウインデックスには有名な割には欠陥指数です。市場の動向を公正に反映しているとは言えないからです。だから、S&Pだけで十分という考えもあります。でも、発展途上の私たちは、やはりダウとの比較も意味があると思うのです。同じ時期に買えば、ダウとS&Pとの違いも目視できます。

(3)買うETFは。
 素直に一番人気を買います。(よりいいものがあればご指摘ください)
 S&P500インデックス・・・IVV(年間経費0.04%)
    249.52ドル配当1.83%総資産121.91B

  ダウインデックス・・・DIA(年間経費0.12%)
 220.85ドル配当2.17%総資産16.42B

 どちらも1株購入すると、3万弱です。手数料は最低の5ドル。 

 S&P500とダウの5年チャートです。

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 ダウの方が上げ下げの振幅が若干大きいように思います。今まで買っていないというミスを犯したので、両方を買います。

10か月前の自分考え
 インデックス投資はいつでもできる。インデックス投資ではリテラシーが高まらない。・・・軽視していたんですね。今では、インデックスから入るべきだと思っています。また当時はインデックスETFの配当は不満でした。しかしそれでもインデックスも、少量でいいから時々に買って、個別に登録しておくべきでした。

理由は、個別株同士の比較では基準が甘くなってしまうからです。

 米国の株式の記事は、S&Pが基準で話が進みますから、自分の基礎として毎日確認できるのは大きいと思います。

まとめ
高値圏での多額の投資はなかなか踏み切れません。まずは基本になる、インデックスを、高値で1株でも買って経験を積むのが、良策だと考えます。

ここまでお読みくださりありがとうございます。間違いなど指摘ください。また、ご意見やご質問、励ましもよろしくコメントお願いします。皆さんのよい投資を!

 

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<このシリーズの今までの記事> 

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投資強者への道(2)当面の目標を何に置くか。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月7日(月)記

前回に引き続き、自分への整理も兼ねてどう行動すべきかを考えます。

目標の優先順位をどうするか。
目標のないところに行動はありません。投資弱者の場合は2つの目標が考えられます。(1)投資リテラシーを高める。
(2)投資で利益を上げる。
これらは相反することもあります。

リテラシーを高めるには、売買して経験値を増やす。
 日ごろの研究も大事ですが、実戦経験は、経験値を高めてくれます。金額はあまり関係ないと思います。そうすると少額の売買になりますから、手数料が安い証券会社を利用するといいです。最安は、マネックス証券のNISA口座、株式の買い、ETFの買手数料が無料。2番目はSBI証券のNISA口座、ETFの買いが無料、3番目は、マネックス、SBI証券の特定口座で売買手数料が0.45%です。下限5ドル。10往復で50ドルかかりますが、許容範囲だと思います。楽天証券は最低25ドルですから高くつきます。

投資効率をとるか、経験値をとるか、・・・これは経験値を高めるのが優先。
 売買を数多くすることは、投資効率を下げる可能性もあります。しかし確実に経験値は上がります。「これは上げそうだ」とか「ここら辺が底だろう」と思っても、そう動かないこともしばしばあります。「自分の思い通りには動かない」を知るのも大切だと思います。

「売らない」という方針と矛盾するが?
 私は、リテラシーを高めることはもちろん大切なのですが、海外投資の割合を高めるという目的があります。これは、投資効率を高めることよりも優先します。売りもすることになると、複雑になり投資がすすみません。シニアなのであまり残された時間がありません。両面作戦は回避ということで買いに専念しています。私個人的な理由ということでお許しください。「売らない」の長所は、売らないので損もしません。また、「売る」という選択肢がなければ、下落時やバッドニュース時に精神的に動揺しなくて済みます。また利確のタイミングを考える必要もないです。シンプルにするためです。

投資額の少ない時の失敗は勉強で財産
 投資資金の性質にもよります。働いている方のボーナスなどは、海外旅行にでも行ったと思えば、なくなっても生活には響きません(失礼)。ですから、自分の思うような売買ができます。得して学ぶか、損して学ぶかの違いです。

目的によっても違う
 私のようにもう稼ぎがない状態では、大きく増やすことより堅実な運用の方が優先順位が高いです。リカバリーの方法がないからです。これからの稼ぎの割合が投資額に比べて大きい方は、どちらの戦法もとれます。一時期だけの特権です。投資額が大きくなってくるとだんだん思い切った投資は出来なってきます。

まとめ
 自分が、「今は勉強の時期だ、経験値を高めている」という自覚は大切だと思います。結果が思ったとおりに行かなくても、目的はかなっているからです。リテラシーの高め方はいろいろあると思いますが、やはり実戦経験も必要だと思います。手数料は経費だと割り切って取引するのがいいと感じます。

 上から目線の記述があればお許しください。立場の違いを超えて一緒に勉強して、実践できれば幸いです。それでは皆様のよい投資を!

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投資強者への道。(1)投資弱者が投資を実行しながら経験値を積んで投資強者を目指す。

米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
 2017年8月7日(月)記
 台風5号の影響で猛烈な雨が降っています。

 米国株投資を始めて10か月目。いろいろ学びました。

敵を知り我を知れば百戦危うからず。
 中国の戦略の巨人、孫子(孫武)は、後世に残る名言を残しました。我を知ることは、リスクを避ける上で大切です。

我は弱者なり。
一番の収穫は「自分が投資弱者だということ」を自覚できたということです。

人間には自分を弱者と認めたくない心理がある
 自分の力を越えて無理をすると危険が伴います。登山などでは命にも関わります。しかし、えてして初心者は「あなたは初心者ですから、したがって非力で、無理はしないでください」というアドバイスを嫌います。初心者というところを、「老人」と言い換えても同じです。いくら事実でも、「自分だけは違う」と思いたい心理があるのでしょう。

早く、自分を自覚できたのは良かったと思う。
 自分の非力を悟るまでに、何年もかかっていれば、さらに厄介なことになります。

どうして、自分の「非力」を自覚することが役立つのか。
 サッカーでは非力なチームが引き分けに持ち込んでPK戦で勝負というのがあります。投資も、自分を悟ることによって、「負けない投資戦略」を採用できます。

負けない投資戦略とは?
 一般には、投資の優劣は対インデックスで比べます。投資期間の問題はありますが、インデックス投資を採用すれば、対インデックスでの負けはありません。しかし、私はインデックスETFの保有はありません。これが、私が今まで自分を「投資弱者」だと自覚していなかった証拠です。これからは投資します。

「投資リテラシーを高めるために個別株で勉強する」という目的はありました。
 事実勉強には役立ちました。

 投資弱者が、インデックスETFを使わずに分散投資することは難し過ぎる。
 当初、配当重視だったこともあり、相当に偏っています。本来はリバランスをして整えるところでしょうが、まだその力はないと判断してこのままにします。

売らない方針については継続する。
 投資力量の差が一番現れるのが、「売る」場面です。もともと自分は売りは不得意なので、封印してきました。良かったと思いますのでこのまま継続します。

高配当銘柄への投資が簡単だとは思えない。
 高配当銘柄、例えば、タバコ株、石油株、通信株、IBM、etc・・・が易しい投資だとは私には到底思えません。将来性が見通せなかったり、業績の将来性に不安があったりするからです。それを、見通しながら保有し続けるのは、簡単ではないと感じました。自分がストレスなく保有し続けているのは、将来が見通せているからではなくて、「売らない」という自分のルールがあるからです。

高配当株投資を実践できる方は実は投資強者。
 シーゲル教授の本を読んで、あるいはこの米国株ブログを読んで、高配当デフェンシブ銘柄への投資は安全性も高く、下落にも強く、配当ももらえるし、簡単でスーパーな投資のように思っていました。実際に自分でやってみて、「簡単ではない」とわかりました。バフェット太郎氏が着々と買い増しされていますが、簡単なことのように見えて、やはり相当の投資強者でないと実行できないと感じます。毎日読む「たばぞう氏」のブログでも先日、「高配当株投資は簡単」とありました。相当な投資力の開きを感じました。まあブログの文章の差も大きいですが。

経験値は財産
 いろいろ言えるのもやってみたからわかったことです。投資は「投資しながら学ぶ」のが一番ですから、まだ投資弱者のうちは、「これだけ」とか絞らずに「幅広くチャレンジ」するのがいいと思っています。強者からみると、「何を無駄なことやってんの」とか「回り道でしょ」と感じるでしょうが、しかたありません。

追記
 米国株のブログはレベルが高いです。自分も毎日読んで勉強しています。でも取り入れるだけではなくて、自分で書くのもとても勉強になります。たばぞう氏のブログなんかと比べると全く恥ずかしいレベルですが、それでも何かの役に立てれば、そして自分の役には確実に立ちますし。という気持ちで毎日書いています。日が浅い方もどしどし書かれることをお勧めします。何しろ、シニアで情弱の私でも書いているのですから。

 ここまで、まとまりのない記事を読んでいただいてありがとうございます。この「投資強者への道」は短めの記事にして、どんどん書いていこうと思っています。ご指摘やご意見をどんどんください。一緒に投資強者になって投資を成功できればと熱望しています。それではみなさんのよい投資を!

お願い 下の米国株のところをクリックしていただけると、ランキングの点数が上がるのでうれしいです。よろしくお願いします。

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いくら理論的に素晴らしい方法でも実行出来なければ意味がない。

米国株投資家の皆さまこんばんは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月6日(日)記
 台風の影響で暑いですね。今日は、先日太陽光の業者の方から紹介された土地を2件見てきました。ナビを頼りに、車で2時間ほどの道を訪ねました。結果は2件ともにだめでした。本命と考えていた方は、近所で太陽光発電もやっていて、電柱も高圧線も来ていてその面では〇でした。(電柱が近くにないと、電力会社への負担金が高くなる)。しかし西隣に工場がありかなり午後は日陰になりそうです。特に秋から冬場はかなりの減少を感じてパス。土地の整備費も結構かかりそうでした。もう一軒は、両隣が住宅でした。電柱は目の前にあり〇。しかしこちらも、西隣の家がかなり影をつくりそうです。また、土地がへんな形をしていて、食パンじゃあないけど周囲の耳を切り取ればパネルを敷ける場所はかなり少なく、44KWしかありません。エクセルで計算すると、有利さは感じられないのでパス。(周囲にフェンスをつくるのが義務だそうです。しかも少し離した位置に建てるのでかなり実効面積は減ります。)

 米国株は夏にもめげず高値圏にあります。このブログサイトでも売買に長じた方の中には、利確してキャッシュポジションを増やしている方も見られます。自然な行動かなと感じます。ただし、私は売らないので同調はしませんが。この「売らない」投資については、なぜしているのかというご質問もいただきました。どのくらい有利かの数字的根拠はありませんが、「売る」という素人が失敗しやすい行動がないので、インデックス投資じゃないけど平均値は行くのではないかと思っています。(注 利益は早目に実現したがる行動心理学がある。つまり統計をとると、早めに利確して失敗してしまう人の割合が高いということ。)さらに私は売りが不得意という特性があります。

株式投資も実行できなければ意味がない。
 昨秋、この米国株ブログを見るようになってから欠かさず見て勉強しているのが、「バフェット太郎氏」のブログです。「残念な投資家が登場します」。ずっと私のことだと思い精進してきました。例えばかれはこう言っています。「ドルコスト法を実践すると決めたなら、米国株が高値圏になったという理由で、投資をやめるなよ」
 私は、ドルコスト法はしていませんが気持ちはよくわかります。 理論的には「最強の方法」と信じていても、(場合によるけど、米国株は右肩上がりなので好成績になりやすいです)高値の時から始める、あるいは高値の時に買い続けるのは抵抗があります。頭で理解していることと、実際に実行できることとは違うのです。

自分に実行できる方法しか意味がない。
 株式投資には数限りない方法があります。いくつかの流派に分かれるようです。どれが優れているかがよく問題になりますが、私は意味がないことだと感じます。高い能力がありどの方法でも実行できるのなら、どの方法をとるかは大きな問題です。しかし、実行能力が限られているのなら、自分ができない投資を選択肢に入れるのは意味がないからです。ここで問題になるのは、「実行できると思う」ことと、「実行できている」ということとは違うという点です。新しい投資に参入するとき、なるべく視野を広げていろんなスタイルを実行した方がいいと思うのはこのことがあるからです。実際に自分に実行できるかどうかは、最終的には自分でやってみるしかありません。頭ではうまくいっても実際は実行できないことも多いからです。毎月1万円ずつの積み立て投資が1年間実行できた人は、「自分には1万円なら積み立て投資(ドルコスト法)が実行できる能力がある」という経験値が積み重なります。あとは額が増えたらどうかという問題になります。

経験値が増えると、考えも変わる。
 昨年の10月から始めた米国株ですが、初めは「配当金目的」だったので、3%以上の高配当銘柄を候補に投資を組み立てました。今振り返ってみて、自分なりによく頑張ったとは思っています。今でも高配当デフェンシブ銘柄は保有株の多くを占めています。
 ところが3月に仕事をリタイアして、3か月ほど暮らしてみると、少ないと思っていた10万円ほどの年金と他の数万円の投信の配当金で何とか暮らせることが判明しました。そうなると、配当は円転せずにそのまま再投資に回すことになり、特に必要性はなくなりました。そうやって、配当は考えに入れない投資を再検討して一部実行して今に至っています。今から思うと目的が違ってきたので仕方ないこととはいえ、有利に見えた、Vなどを少ししか買っていないのは残念です。当然、その時は「これしかない、これがベストだ」と思って行動しているのですが、経験とともに私のように変わる可能性もあります。気をつけてください。反省点としては、自分に似た投資をしている先達の投資を中心に勉強して、スタイルの違う方のブログや記事はしっかり研究してこなかった点があります。内容の濃いブログや記事は、自分と方向性が違ってもしっかり取り入れるべきです。今はそれを心がけています。

今後自分が実行すること。
 まだ、経験が足りないことがいくつかあります。
(1)高成長株を買うこと。
 高成長株は今まで経験がないので、これから経験を積みます。具体的に目標の銘柄は、①ハイテクでFB、②金融、保険でUNHユナイテッドヘルス③Vビザです。
(2)インデックスETFを買うこと。
 これまで投資がないので、S&PETF・・・IVVかVOO、ダウETF・・・DIAを予定しています。割合はS&P:ダウ=4:1くらい。 
 高値圏というか相場の終わりに差し掛かると、一部のセクターや会社が予想を超える高騰をして指数を上昇させる現象が良く起こります。今年前半ではBAボーイングがその典型だと思っています。

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 今年50%の上昇でダウ指数を1社で500以上押し上げ一番の功労者となっています。2番はアップル。BAをちゃんと買ってらっしゃる、先見の明のある方もいらっしゃいますが自分はそうではありません。177ドルで少し買いましたが、力量不足で追加買いができなかったのです。今後このような、急上昇セクターや会社があっても探り当てる能力さらに買い進めていく能力は自分にはありません。でもインデックスに投資することによって、労なくして成長の一部を取り込むことができます。(もちろん可能ならダイレクトにその会社に投資するのがベストです)将来的には半分くらいをETFで予定しています。

 以上自分のことばかりで恐縮です。しかし、うまくいっている方のレポートは多いので、試行錯誤しながら何とか頑張っている自分のような経験も何かの役に立てばと思い記事にしました。それでは皆様のよい投資を!

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高成長株の買いタイミング。高成長株こそ長期的視野が大切になる。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
 2017年8月5日(土)記
 6月から高成長株にも取り組み始めました。FBとUNHです。ただし買いタイミングは難しいなと感じます。まあ、どの株もそうですが、ハイテク銘柄は特に値動きが激しいですから。値動きが激しい原因は、将来の予測は誰にも難しく、将来の伸びしろの部分が大きなウエートを占めているからです。
 <FBフェイスブックの場合>私が先日買ったFBです。

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バリエーションはFB 169.62ドル予想PE31.84です。2Q決算は良かったです。好決算を受けて175ドルまで上昇して少し落ち着いて現在169ドル周辺です。一時よりも過熱感は多少和らいだとはいえいまだRSIは68もあります。買い増しは自重しているところです。RSIが50台までは待つつもりです。

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2年チャートで見てみます。私が初めに買った173ドルは確かに高いですが、このまま推移していって25日線くらいで買っても、165ドルを下回らないように思います。(ハイテク株が大幅下落すれば別だけど)長期的には高値買いも問題ないようです。四半期決算を見てしばらくほとぼりが冷めて買うのが一つのポイント。それ以外では、25日線を割ったり50日線に接触したりした時に、将来への成長性に問題がなければ買いポイントと言えます。
<UNHユナイテッドヘルスの場合>
もう一つ私が打診買いをして、今後の買い増しを狙っているUNHユナイデッドヘルスを見てみます。バリエーションはUNH194.88ドル、予想PE20.91配当1.54%で最高値圏にあります。

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 こちらも7/18発表の2Qは30.2%増益の好決算でした。決算を受けて上昇もその後少し下落再度上昇に転じたのを見て、191ドルで打診買いしました。その後さらに上昇しています。RSIが73と過熱感はままあります。

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 2年チャートで見ると、そんなに買場らしい時期はあまりありません。ですから、最高値圏ですが今買っても特に問題はないように思います。時々50日線や75日線を割ってより優れた買場が来るようです。今後は逃さないようにしないといけません。
<Vビザの場合>
 7/20発表の2Qは好決算でした。現在のバリエーションは100.89ドル予想PE36.86配当0.66%です。チャートはやはり最高値圏にあります。

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 50日線に近づいたり、接触したりの買い場もあるようです。ただどちらも決算前で買いにくい面もあります。2年チャートでは

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 長い間には結構買い時もあったようですが、実際に直面するとそれなりの買いにくい事情もあったのでしょう。もう少し様子を見ます。

(例の計算書を載せておきます)割安度は目安です。 

  8月5日 予想PE 配当 伸び率 割安度
FB 169.26 31.84 0 26 0.82
UNH 194.88 20.91 1.54 12.5 0.67
100.89 36.86 0.66 20 0.56

<高成長株の買い方、私の結論>
1 決算発表の時期に気をつける。
2 発表で成長率の持続を確認したら、少し落ち着いてから買う。
3 それ以外の時期で下げる時があれば、(25日線、50日線を割る)買う。
4 少しずつ着実に買っていくのがいいと思う。
5 たとえ高値で買っても長期的には問題ないのであまり神経質になる必要はないか。
6 RSIが高く過熱しているときは避けた方がいい場合が多い。

以上です。これから次回の決算発表の10月までで買場があれば買えるようにチェックを怠らないようにしておきます。それでは皆様のよい投資を!

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